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上智大学の歴史と教育理念を徹底解説 書類作成や面接対策に必須知識

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上智大学の歴史と教育理念を徹底解説 書類作成や面接対策に必須知識

上智大学を総合型選抜で受験したいと思っているそこのあなた!

あるいは、既に出願していて面接対策をしているそこのあなた!

総合型選抜において、受験する大学についての知識を抑えることは非常に重要です。

そう言える理由も含め、今回の記事では慶應義塾大学の歴史と教育理念を中心に、上智大学の必須知識を伝授していきます。

本記事で公開している内容は、塾生様に公開している情報の一部を抜粋したものをベースに作成されています。そのため告知なしで非公開にする可能性もありますのでご了承ください。

総合型選抜において、なぜ受験する大学の知識を身につけることが大切なの?と疑問に思われるかもしれません。

その答えとしては以下のことが挙げられます。

①志望理由書で知識を入れて志望度をアピールできる

志望理由書では、自身の研究テーマや志についてだけでなく、なぜその大学学部で学びたいのかも述べる必要があります。

その際、大学の知識を知らずにその大学学部を志す理由を書いてしまうと、単に教授名や開講授業名を挙げたりするだけに留まってしまい、非常に浅い内容になってしまいます。

一方、大学の歴史や教育理念などをベースにして志望理由を書くと、そういった浅い内容が書かれた志望理由書よりも厚みのあるものとして、評価を高くすることができます。

例えば上智大学には「For Others, With Others」という理念があり、常日頃から学生はこのフレーズを耳にしているようです。自身の活動とその社会貢献性を説明する上で、このフレーズに合わせた説明をすることで、上智大学が求める人物像に自身が合致するとアピールするとともに、自身の活動の価値を伝えることができます。

②面接で大学についての知識を問われる

書類だけではなく、面接においても大学の知識を必要とすることが少なからずあります。

簡単なものでいくと、「弊学の卒業生で尊敬する人はいますか?」という質問が挙げられます。

好きなアイドルなどでは良くなく、自身の研究テーマや志、バックグラウンドと紐付けて尊敬する人を述べる必要があります。

例えば、上智大学の国際教養学部にて国際関係について学びたいと思って受験している場合には、「上智大学を卒業されて国連で活躍されている〇〇さんです。△△な実績を残し、日本人として初めて〜〜〜」などと説明することができるでしょう。

上智大学を目指す熱い想いと共に、自身の国際関係という学問への興味も伝えることができます。

このような分かりやすい質問に答える際だけではなく、一般的な志望理由などの質問を聞かれた際にも、先ほどと同様で大学の歴史や教育理念を絡めた説明をすることができると、他の受験生よりも志望度が高いと評価をもらえるチャンスが増えます。

では本記事のタイトルにもある上智大学の歴史についてご紹介していきます。

①上智大学創立

上智大学は、1913年に創立され哲学科・ドイツ文学科・商科の構成でスタートしました。

元々は、1549年に聖フランシスコ・ザビエルが来日し、日本での大学設立の願いを伝えたことが上智大学設立に結びつきました。現在においても、キリスト教教育はもちろん、とりわけイエズス会と深い関係値にあるからこそ受けることのできる学びが充実しています。

国や学問、言語などの間に引かれた見えない境界線を越え、世界に開かれた大学として構想されたのがこの上智大学となります。

ちなみに、上智大学は英語でSophia Universityと書くのですが、このSophiaとはギリシャ語で「最上の叡智」を意味する「ΣΟΦΙΑ」からとったものです。

②上智大学の国際性

「上智大学は国際性豊か」という印象が特に強いかと思います。

先ほども紹介したように、海外の宣教師が創立したということもあり、昔から他の大学と比較しても海外色の強い雰囲気があります。

それこそ、国際教養学部は1970年代後半に上智大学外国語学部の中に日本語・日本文化学科として開設されました。なんと当初は、ほとんどの学生が帰国子女だったそうです。

実際、2023年においては全体学生数の外国籍学生の割合が1/11を超えました。キャンパスには様々なバックグラウンドを持つ学生が集っており、いろんな国の言語が響き渡っています。

また、上智大学は約400の海外の大学・教育機関と交換留学や学術交流の協定を結んでおり、たくさんの研究者や学生が上智大学と世界を行き来しているようです。

③キリスト教教育の実践

上智大学は先ほども説明したようにキリスト教の学校であり、歴史のあるキリスト教ヒューマニズム教育が実践されています。

キリスト教色も他の大学とは一線を画して濃くなっており、2019年にはローマ法王が来日された際、上智大学のキャンパスを訪れて講演を開催されたそうです。

教育理念である「For Others, With Others」は、日本語に訳すと「他者のために、他者とともに」となるのですが、これは設立母体であるイエズス会の教育目標でもあります。

これは、「自分の力や学びを他者のために使い、他者に奉仕することが、自己の人間的成長につながる」という考え方になっています。実際、上智大学の学生は、過去から現在に続く伝統的な「キリスト教人間学」という必須授業を受け、この「他者」とは何を指すのか、等々を考える機会が設けられているようです。

この「For Others, With Others」という考え方は、提出書類である自己推薦書などにも要素を含めることが重要です。

具体的な方法の例としては、自己推薦書の文末に、自分の志の達成によって他者に貢献できるなどの考察を入れてあげるなどが挙げられます。無理やり教育理念を入れ込んでしまうと、アピールしている感が伝わり過ぎてしまい違和感のある書類となってしまうので、バランスを保つこと、違和感のない形で入れることを意識してみましょう。

では次に、上智大学の教育理念についてご紹介していきます。

①For Others, With Others

先ほどから何度か紹介しているこちらは、上智大学の教育のあり方、人材育成のあり方を示す一番重要な理念となっています。

自身の能力であったり、学びを活かして社会に貢献していく姿勢を重要視していることがわかります。まさに、平等を大切にするキリスト教らしい理念であると言えるでしょう。

②叡智が世界をつなぐ

こちらは建学の理念となりますが、上記のものと同様、上智大学のとって非常に大切な理念となっています。

キリスト教ヒューマニズムの精神を根幹として、世界の人々と一緒に歩む「隣人性」、そして「国際性」を貫く大学であるという意味が込められているようです。

以上のような歴史や理念を掲げる上智大学ですが、一般入試や指定校推薦だけではなく公募推薦入試という形でも受験をすることができます。

この公募推薦入試は、いわゆる総合型選抜と同じような形式、そして立ち位置となっています。

①上智大学公募推薦入試の日程

まず上智大学公募推薦制入試の入試日程についてです。

このような日程となっています。慶應大学が9月初旬、立教大学が9月中旬などの出願締切なことに対して、上智大学の公募推薦出願のタイミングは11/7と遅めです。

確かに、他の大学に比べて時間的余裕はありますが、遅めの対策で大丈夫といった気持ちでは合格を掴み取ることはできません。ライバルも同じく時間があり、しっかりと対策を行って出願をしてきます。気を緩めずに対策であったり、書類作成を進めていきましょう。

②上智大学公募推薦入試を受けることのできる学部

上智大学では全ての学部がこの公募推薦入試を行っています。そのため、自身の志や興味分野などに合わせて、受験先を選定することができます。

上智大学には9つの学部が設置されており、特徴的な学部としては神学部が挙げられます。先ほども説明したように、上智大学はカトリックの学校であり、キリスト教教育において日本でトップレベルであると言えるでしょう。

対策については、もちろん学部学科によって提出書類の内容であったり、試験の内容は変わるので、その学部学科に合わせた対策をしっかりと講じていく必要があります。

③上智大学公募推薦入試の試験の内容

試験は、「高等学校調査書」、「自己推薦書」、「レポート等特定課題」、「学科試問」および「面接」によって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。

大きく分けると

  • 書類審査
  • 筆記試験
  • 面接

3つに分けられます。

特徴として、1次試験に受からなければ次に進めないといったことがないので、出願者全員が「学科ごとの個別テスト」および「面接」に進むことができることが挙げられます。しかし、総合的な判断のため、5つの考慮要素のなかで一つでも失敗すると不合格となってしまいます。また、1,2次の対策を同時並行に行なわなければいけません。

これらのことから、出願書類にも難があれば、総合的判断に基づいて不合格になる可能性もあります。上智大学の公募推薦制入試の書類対策は特に重要で、各学部・学科が課す「レポート」や「自己推薦書」の対策を抜かりなく行う必要があります。

出願書類が特に重要となるなかで、2022年度から上智大学は、提出書類にかなり専門的な知識を求める傾向が加速しています。具体的な事例をあげた上でその課題点や問題についてしっかりと自身の意見をもつことが求められているようです。

上智大学公募推薦入試の対策についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。

今回の記事では上智大学の歴史と教育理念を中心に説明をしました。

上智大学は、特にキリスト教教育と国際教育において、日本でトップレベルの水準を長年維持しています。

出願書類などでは、自身がそんな上智大学の掲げる理念にそぐう人材であり、上智大学という環境だからこそ自身が成長し、社会に貢献できるとロジカルに説明できるようにしましょう。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

Blue Academyではそんな上智大学の歴史や教育理念についての知識提供は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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