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国際基督教大学(ICU)の理数探求型入試を募集要項から対策方法まで徹底解説!

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国際基督教大学(ICU)の理数探求型入試を募集要項から対策方法まで徹底解説!

Blue Academyでは、この記事をご覧になられた方限定で、無料個別面談を実施しています!
他の大学よりも特色のあるICUは、試験の内容も特別です。もし、ICU受験のことで少しでも疑問や不安な点がございましたら、是非ご活用ください。
ICUの総合型選抜についてのことはもちろん、他に気になることも何でもご相談いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください!

国際基督教大学総合型選抜入試で受かるには?といった記事や動画を良く目にしていませんか?

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は「国際基督教大学 総合型選抜入試」と検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。


本記事では、国際基督教大学総合型選抜の理数探求型で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください!

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

国際基督教大学では、一般選抜の他に4月入学帰国生選抜、English Language Based Admissions、学校推薦型選抜などの入試方法が用意されています。また、総合型選抜の中でも、理数探求型の他に英語外部試験利用入試入試やIB認定校対象入試という入試方法を通じて受験可能です。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

  1. 入試日程
  2. 倍率
  3. 試験内容
  4. 出願条件

4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①ICU理数探求型入試の入試日程

まず国際基督教大学総合型選抜の入試日程についてです。

上智大学の公募推薦が10月、立教大学が9月中旬、主要国公立大学などが10月以降の出願締切なことに対して、国際基督教大学総合型選抜では9月10日と非常に早いタイミングで出願が締め切られます。

そのため、夏休みが終わる頃にやっと、書類が仕上がっているような状態のようでは、かなり綱渡なギリギリの受験を強いられます。また、一次の書類試験の突破から、間髪入れずに二次試験が行われます。一次に受かってから二次試験の対策をしよう、と考えているようでは合格はさらに難しくなります。

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京香先生
入試日程等の関係から、国際基督教大学総合型選抜を受験する多くの受験生が早慶上理、GMARCHなどを滑り止めにして受験する場合が多い傾向にあります。
総合型入試において、併願が可能で、特に人気がある大学には青山学院大学、立教大学、中央大学などが挙げられます。その他明治大学や法政大学では、受験先の学部や受験方法によって、併願か専願かが分かれ、国公立大学や学校推薦型選抜だとほとんどが専願による受験です。

②ICU理数探求型入試の倍率

国際基督教大学総合型選抜における倍率の推移をそれぞれみていきましょう。

各年度をみてみると、概ね2.4倍前後に落ち着いています。総合型選抜という新しい入試形式の普及や、一般選抜での合格が難しくなっていることがあり、各大学の総合型選抜では、倍率が上がりつつあるなかで、概ね2.4で推移しているということは、その他の大学と比較しても、平均的な倍率になります。この程度の倍率であれば、併願校を3〜5校程度、類似する偏差値帯から選んでおけば、浪人や一般入試まで持ち越し受験のリスクは避けられる傾向にあります。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。

③ICU理数探求型入試の試験内容

国際基督教大学総合型選抜には受験方法が、英語外部試験利用、理数探求型、IB認定校対象など、複数存在します。国際基督教大学を受験する上で、自身に合った試験方式を選ぶ必要があります。

自身の現状に合わせて有利な受験方式を選ぶ方法は、こちらの記事にて解説をしています。

その試験は、入学願書、高等学校調査書、推薦状、自己活動歴と自己分析、研究成果の要約、およびプレゼン含むオンライン個人面接つによって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。

大きく分けると

  • 書類審査(総合型選抜共通)
  • 研究成果の要約
  • 面接

つに分けられます。

一次試験に受からなければ、次の試験に進むことができないため、出願者全員が書類審査の段階でハイクオリティな書類を用意しておく必要があります。評定平均や英語資格のスコアが悪い場合、最初から足ぎりにあう可能性もあります。

また、一次合格を達成できた場合でも慢心せず、丁寧に引き続き対策する必要もあります。面接やディスカッションなどの「直接受験生と対峙する場所」で面接官たちは受験生の真価を見極めようとします。一次試験段階で、書類を代筆してもらうことや、嘘や誇張を書くなどをしていると、勿論、二次試験で不合格になります。同時に、書類の準備にかかりきりで、小論文や学力試験などの対策を一次合格後にやっと始めた、なんてことも同様に危険です。多くの学習塾が、一次試験段階までに小論文を重要視しない傾向にありますが、実は早期からの小論文対策が重要です。

小論文の対策方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。


④ICU理数探求型入試の出願条件

上智大学の主な受験条件受験の条件
2025年3月に日本の教育制度に基づく高等学校を卒業見込みの者で、国際基督教大学を第一志望とし、出願学科への入学を確約できる者。
出願資格「全体の評定平均値4.0以上で、かつ数学または理科の学習成績の状況が4.2以上であること」+「自然科学分野の自主研究経験があること」


出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均と自然科学分野の自主研究の2点を確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。帰国子女入試の場合には、細かな海外在住歴を問われたり、国際バカロレアを活用した試験には別途スコアが必要なるケースもあります。

一つ目の条件では、高等学校長の推薦が必要な公募制推薦入という形をとっていることから、専願制であり、合格した場合は必ず進学する必要があるということがわかります。他の大学の条件と異なる場合があるため注意してみておきましょう。

二つ目の条件では、出願資格として、必要な学習成績として評定と自然科学分野の研究が定められています。国際基督教大学総合型選抜の理数探求型では、英語含む外国語資格を求めてはいないため、比較的難易度の低い試験と言えるでしょう。しかしながら、他の受験者との差別化を図るためにも充実した研究内容が求められます。

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京香先生
国際基督教大学をはじめとして、総合型選抜・推薦入試での大学合格目指しているあなたが、
・現在高校3年生である
・英検で2級以上をまだ取得していない
・評定が4/5以上とれるかわからない
・特別な課外活動や実績などがない
・大学で学びたい具体的な科目を5個以上調べ終わっていない
・大学で所属したいゼミと教授の氏名が今すぐに答えられない
この中で1つでも当てはまる項目があれば、今すぐにでも対策を始めるべきサインです。

総合型選抜でICUに合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を3つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

ICUの総合型選抜は他の難関大学に比べて情報が少なく、対策をしっかりと正確に行うのが簡単ではないような受験先です。そんなICUにおける総合型選抜についてなんでも1時間、みっちり個別で相談できる機会を設けております。

こちらのボタンから予約していただくと、無料で1時間、Blue Academy塾長の中村が対応させていただきます!

ここでは、国際基督教大学総合型選抜の理数探求型で合格するために必要な対策方法を先ほどの

  • 書類審査(総合型選抜共通)
  • 研究の成果
  • 面接

つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。

①ICU理数探求型入試の書類審査は5つの資料が重要!

国際基督教大学の総合型選抜の理数探求型では、書類審査として

(1) 高等学校調査書(評定平均4.0以上、かつ数学または理科の評定平均が4.2以上であること)
(2) 入学願書
(3) 推薦状2通
(4) 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字以内)
(5) 自然科学分野の自主研究の要約(1500字以内)

5つの課題を課しています。

最後の「学校内外における自己活動歴と自己分析」と「自然科学分野の自主研究の要約」は試験スタイルごとに異なりますが、「高等学校調査書」、「入学願書」、「推薦状」の3つは総合型選抜内の他の試験でも資格要項は異なりますが共通の項目となります。

「自然科学分野の自主研究の要約」についてはのちに詳しく分析していくので、ここのパートでは最初の4つの書類について説明していきます。

(1) 高等学校調査書について

この調査書が提出書類として課されている一番の理由は、大学側が応募している学生の評定を確認するためです。

総合型選抜応募の条件とされている「各学科の指定する学習成績の状況(評定平均値)を在学全期間を通じて満たす者」を満たしているかを確認するのが、この高等学校調査書です。

国際基督教大学は、在学全期間(3学期制の学校であれば、1年~3年1学期まで、2学期制の学校であれば、1年~3年前期までの成績が提出対象)の成績が記載された、提出の3ヶ月以内に高等学校が発行し厳封した調査書の提出を求めていることから、3年間の平均評定を少しでも上げることが一番の対策となります。他の提出書類と比べ長期間での努力が求められます。

(2) 入学願書について

総合型選抜では志願理由書が重視されるということが多いですが、国際基督教大学のリベラルーアーツ教育の特徴をどれほど理解しているかが合格の鍵となります。

入学願書では

1)ICUを志望した動機
2)あなたの人生観に大きな影響を与えたと思われること
3)ICUの学生として、ICUの理念を実現するためにどのような貢献ができるか

つの題意について答える必要があります。

国際基督教大学のアドミッション・ポリシーに記載がある通り、国際基督教大学は、世界人権宣言の原則に則り「責任ある地球市民」の育成に取り組んでいます。

International(国際性)、Christian(キリスト教)、Academic(学問)への使命を掲げ、世界の平和と多様な価値観を持つ人々の共生を実現するために、文系・理系の学問領域にとらわれずに幅広い学問の知見を持ち変革を促す「リベラルアーツ教育」を推進しています。

ポイントとなるのは、「どうしてリベラルアーツ教育でないといけないのか」という点です。アドミッション・ポリシーからもわかる通り、一つの学問だけでなく幅広い学問を統合し行動することのできる知性が求められている大学の特徴上、複数の視点や価値観、学問の見解が重視されます。

多角的な見解が必要でありながら、「入学願書」の3つの題意で一貫した論理性がなければ足切りにあう恐れがあるでしょう。

限られた文字数のなかで自身の夢や希望、また大学で学ぶことのできる内容を把握したうえで、それらがつながるように組み合わせて的確に伝えることができるよう、何度も修正し自身が志した理由が分かりやすい文になっているかを常に意識することが大切です。

(3) 推薦状について

総合型選抜では高校の先生の推薦状を出願書類に必須としている大学が多いですが、国際基督教大学は他の大学と異なり推薦状を書ける人物の幅が広いです。つまり、推薦状をお願いする相手をよく吟味することが大切です。

国際基督教大学の総合型選抜の規定では、1通を「高等学校の担任または教員」から、もう1通を「その他(親族・本学専任教職員以外)」から推薦状を受け取るようにと記されています。

つまり、1通目の推薦状は高校内で自分のことをよく知る教員に、2通目は高校外において「学校内外における自己活動歴と自己分析」や「自然科学分野の自主研究」の内容において自分の功績をよく知る人物にお願いすると良いでしょう。

(4) 学校内外における自己活動歴と自己分析について

所定用紙に「高等学校在学中に、学校の内外で比較的長期(少なくとも2、3週間以上)にわたり参加した教科外の諸活動を通して、自主性、リーダーシップ、または創造性をどのようにはっきしたかを、的確に分析し800字以内で述べてください。」といった自己推薦書が求められています。

コンテストの参加やクラブ活動、生徒会、委員会などといったわかりやすい肩書きや活動における苦労経験があれば内容には困りませんが、そのような経験がない場合は自主性、リーダーシップ、創造性の定義から説明する必要があります。

ここで注意したいのが、自己推薦書の内容です。自己推薦書の内容に志望したきっかけなどを入れてしまい、自己推薦というテーマから離れていってしまうこともあります。また、肩書きや経験があるからといっても受かるわけではありません。

面接以外で、自分の言葉で自身をアピールする唯一の書類です。自身だけでなく周りの人や、プロの目線から客観的にみてもらうことも大切でしょう。

②自然科学分野の研究要約の対策方法とは?

まず、この自然科学分野の研究要約の概要について説明します。

出願書類として、所定用紙に「自然科学分野の自主研究あるいは「理数探求基礎」や「理数探求」の授業で主体的に取り組んだ研究成果の要約(1500字以内)」を書くことを求められています。

自然科学分野は環境や数学、物理、生物、情報、地学と多岐にわたるため、高校在学時に最も深く追求したテーマを取り上げると良いでしょう。しかし、自身で研究をおこなったテーマについての「要約」であるため、要点をおさえて他人にもわかりやすく伝えた文章を心がける必要があります。

この試験の対策として次の2つの方法を紹介します。

(1)研究の深堀りをして、初めての人にも理解できるようにわかりやすく書く
(2)関連分野の知識、時事情報をインプットする

(1)研究の深堀りをして、初めての人にも理解できるようにわかりやすく書く

限られた字数の中で自分の研究内容を誰にでも伝わりやすく伝えるために、研究の目的や研究手法、仮説や結果、そしてその研究の社会的意義などを深ぼって一貫性のある文章になるようにまとめていく必要があるでしょう。塾の先生や親や友人などに添削をお願いして改善を重ねることで、より質の高い文章を練って行くことができます。

(2)関連分野の知識、時事情報をインプットする

自分が書く内容の分野の入門書を読んだり、ニュースを見たりすることで知識をインプットすることができます。

面接時に教授から深掘りされる可能性があるので、知識だけでなくその仕組みや他の関連情報など、より幅広い対策をとっていきましょう。

③面接の対策方法とは?

国際基督教大学の総合型選抜で行われる面接は、提出書類の内容に沿った質問が中心となる一般的な面接です。

特に「自然科学分野の自主研究」について日本語でのプレゼンテーションが求められます。

オンラインでの面接なため、スライドや図・表を用いた説明準備が必要になるでしょう。様々な提出書類が求められ、提出書類が出来次第すぐに面接の練習に入ることがおすすめです。

具体的には、

(1)相手に実際に書類を見てもらいながら、面接練習を何度もする。
(2)面接官の深堀りにも対応できるように書類内容の理解を深め、発言できるようにする。

(1)相手に実際に書類を見てもらいながら、面接練習を何度もする。

実際に行われるような状態で何度も練習することで、自身が書類で何について書き、それをどのように説明すればいいかを頭のなかで整理することができます。

同じ質問で練習するのではなく、多くの人に面接練習をしてもらい様々な人からフィードバックを受けましょう。

(2)面接官の深堀りにも対応できるように書類内容の理解を深め、発言できるようにする。

大学の教授は書かれている内容や意見について本当に理解しているかや妥当性があるかを確かめるために、書かれている内容以上のことを聞いてくる可能性があります。

書類内容を振り返るだけでなく、その内容以上のことを答えられるよう意識しましょう。

今回の記事では「国際基督教大学総合型選抜の理数探求型で合格するために最短ルート」として、

1:総合型選抜国際基督教大学に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
2:国際基督教大学総合型選抜の理数探求型で最短で合格するための対策方法

点について、ご紹介しました。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

また、今回お伝えしたノウハウは、あくまでも国際基督教大学総合型選抜の理数探求型で最短で合格するための対策方法であって、確実な合格方法とは、また異なるものです。最短での合格方法や、コスパ・タイパの良い受験を追い求めることは悪いことではありませんが、同時にリスクも伴います。

Blue Academyではそんな国際基督教大学総合型選抜への対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

ICUの総合型選抜は他の難関大学に比べて情報が少なく、対策をしっかりと正確に行うのが簡単ではないような受験先です。そんなICUにおける総合型選抜についてなんでも1時間、みっちり個別で相談できる機会を設けております。

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