明治大学政治経済学部に総合型選抜で受かるには？といった記事や動画を良く目にしていませんか？

総合型選抜（旧AO入試）や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は「明治大学政治経済学部 総合型選抜」と検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。

本記事では、明治大学政治経済学部にグローバル型特別入試で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください！

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

まずは、この受験方式について、最低限受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

グローバル型特別入試で明治大学政治経済学部に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識

1. 入試日程
2. 倍率
3. 試験内容
4. 出願条件

の4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①グローバル型特別入試の入試日程

まず明治大学政治経済学部のグローバル型特別入試の入試日程についてです。

明治大学の推薦が10月、立教大学が9月中旬、主要国公立大学などが10月以降の出願締切なのに対して、明治大学政治経済学部のグローバル型特別入試では9月5日と非常に早いタイミングで出願が締め切られます。

この受験方式において特徴的であるのは、出願者全てが試験を受けることができるという点です。総合型選抜の多くの場合、一次試験で書類審査があり、それを通過した受験生のみが試験に参加することができるようなかたちになっています。

②グローバル型特別入試の倍率

明治大学政治経済学部グローバル型特別入試における倍率の推移をそれぞれみていきましょう。

その他の大学と比較してもかなり高い倍率になります。しかし、一般入試で同じ法学部を受験するとなると20倍を超えることもあり競争率が非常に高くなります。

この受験方式における倍率について、注意すべきことが1つございます。倍率が、学科によって倍率が異なるということです。自分がどの学科を希望するのか明確にし、その学科ごとの難易度を調べるなどすることをおすすめします。

2024年度の合格者数は現時点で69名と前年の62名から若干増えている程度なので、倍率の大きな動きはないことが予想されます。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。

③グローバル型特別入試の試験内容

明治大学政治経済学部の総合型選抜では、受験方法が公募推薦入試というものなども用意されています。そちらの詳細はこちらの記事で紹介しております。

このグローバル型特別特別入試の試験は、入学志願表、志願者経歴書、調査書、外国語検定試験証明書、小論文および面接の計6つによって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。

大きく分けると

• 書類審査
• 筆記試験
• 面接

の3つに分けられます。

一次試験に受からなければ、次の試験に進むことができないため、出願者全員が出願の段階でハイクオリティな書類を用意しておく必要があります。

また、一次合格を達成できた場合でも慢心せず、6つの考慮要素の全てを丁寧に引き続き対策する必要もあります。面接やディスカッションなどの「直接受験生と対峙する場所」で面接官たちは受験生の真価を見極めようとします。

一次試験段階で、書類を代筆してもらうことや、嘘や誇張を書くなどをしていると、勿論、二次試験で不合格になります。同時に、書類の準備にかかりきりで、小論文や学力試験などの対策を一次合格後にやっと始めた、なんてことも同様に危険です。多くの学習塾が、一次試験段階までに小論文などの2次試験を重要視しない傾向にありますが、実は早期からの2次試験対策が重要です。

④グローバル型特別入試の出願条件

明治大学政治経済学部のグローバル型特別入試の主な受験条件受験の条件 ①英検準1級レベルの英語試験に合格していること

出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均と英語資格の2点を確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。

今回の明治大学政治経済学部のグローバル型特別入試の場合は特殊で、英語能力さえ規定の資格以上のものを持っていれば受験することができます。

グローバル型特別入試で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を3つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

明治大学政治経済学部にグローバル型特別入試で合格するための対策方法

ここでは、明治大学政治経済学部に英語運用能力特別入試で合格するために必要な対策方法を先ほどの

• 書類審査
• 筆記試験
• 面接

の3つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。

①これだけは押さえておこう！書類審査対策

まず書類審査について説明をします。

明治大学政治経済学部の提出書類として作成する書類の中では、志願者経歴書が重要になってきます。

ー志願者経歴書（志望理由書）の対策方法

志願者経歴書は、志願者の経歴はもちろん、明治大学政治経済学部を志す理由、つまり志望理由を書いていきます。

経歴に関しては、これまでの留学期間などを書いていくシンプルなものになっており、特にコツやポイントなどはありません。

この書類を作成する上で最も難しい点は、志望理由です。8行という志望理由書としては非常に短い分量でまとめる必要があります。一般的な志望理由書のように生い立ちやこれまでの活動を細かく説明するとそれだけで分量がいっぱいになってしまいます。単刀直入に明治大学の政治経済学部を志望する理由を書きましょう。

明治大学政治経済学部の志望理由書を作成していく上でのポイントは、なぜ明治大学の政治経済学部でなくてはならないのかを深く調べて論じていくことです。分量が短いこともあり、受験生のことは面接で知ろうというスタンスであると考察することができます。

ほかの大学の政治経済学部、経済学部ではなぜ自分の志を実現することができないのか、ロジカルに説明できるようにしておくと志望理由書作成だけでなく、面接対策でも非常に効果的でしょう。

また、この入試はグローバル入試であるため、世界を舞台にしてどのように活躍したいか、グローバルを活かしてどのように日本に貢献したいかしっかりと考えを持っておくと良いでしょう。

②受験直前に慌てないために知っておこう！筆記試験対策はどう進める？

明治大学政治経済学部グローバル型特別入試の筆記試験としては、小論文が用意されています。

ー小論文の対策方法

明治大学政治経済学部グローバル型特別入試における小論文は、4ページ程の文章を読み問題を解いていくものになります。具体的な内容としては、文章は図表が多く乗っているもので、それらを読み取る力を測る問題や意見を述べさせる問題になっています。

この問題の傾向から、明治大学政治経済学部は、定量的なデータを用いて思考することができる人を求めていると解することができます。

もちろん、データを正しく読み取る問題をミスなくこなすことも重要ですが、自分の考えをデータに基づいて書けるようにしておくことが非常に大切です。

読む文量も多く、論述する量も多いのでスピード感をもって書けるよう、小論文の練習を多くこなして「素早く読んで内容を理解して書いていく」ことに慣れていくことが大切です。

③明治大学政治経済学部に合格するための面接対策

明治大学政治経済学部グローバル型特別入試における面接は、一般的な志望理由などを聞かれる総合型選抜の面接スタイルとなっており、特別なにか対策が必要であるといったものではありません。

固めるべき事項としては、
・志望理由
・生い立ち
・研究テーマ
・これからの将来

これらについて自身の考えを持って置き、ロジカルに説明できるようにしておきましょう。重要なのは、それらすべてに一貫性をもたせることです。

例を挙げます。仮に、志望理由が地方活性化に関することであるにもかかわらず、将来はアメリカの自動車産業に関わりたいなどとズレたことを言っていると、この受験生はうちの学部に来る必要はないと面接官の教授に判断されてしまいます。これは大袈裟な例ですが、しっかりと意識して答える必要があります。

必ず、すべての質問に対する答えに一貫性を持たせましょう。

まとめ

今回の記事では「明治大学政治経済学部にグローバル型特別入試で合格するための最短ルート」として、

①グローバル型特別入試で明治大学政治経済学部に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
②明治大学政治経済学部にグローバル型特別入試で最短で合格するための対策方法

の2点について、ご紹介しました。

受験は競争をするゲームです。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、勿論合格はできません。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

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