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総合型選抜(AO入試)と指定校推薦の違いは?それぞれ入試方式の違いや試験内容を解説!大学に合格したい高校生は必ず見よう!

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総合型選抜(AO入試)と指定校推薦の違いは?それぞれ入試方式の違いや試験内容を解説!大学に合格したい高校生は必ず見よう!

①総合型選抜(AO入試)とは?

総合型選抜とは、一般入試とは異なり、学力試験だけでなく、面接、小論文、プレゼンテーションなどを通じて受験生の多様な能力や個性を評価する入試方式です。

学業成績だけでなく、コミュニケーション能力や論理的思考力、リーダーシップ、課外活動など幅広い要素を評価対象とするため、自分の特性をアピールすることが重要です。これにより、学力だけでは測れない学生のポテンシャルや将来性を大学側が総合的に判断する仕組みとなっています。

②総合型選抜(AO入試)が注目されている背景

総合型選抜(AO入試)は1990年に慶応義塾大学SFCがAO入試として導入したことが始まりです。

導入当時から今日に至るまで「総合型選抜(AO入試)は簡単な入試だ」と揶揄されることがあります。当たり前ですが、簡単な入試な訳がありません。総合型選抜が注目されている背景を理解し、正しい知識で受験に臨みましょう。

(1) 学力偏重の見直し

従来の大学入試では、一般選抜が主流で、受験生は一斉に筆記試験を受け、その得点によって合否が決定するのが一般的でした。

しかし、この方法では、受験者の個性や潜在能力、リーダーシップ、創造性、コミュニケーション能力などを十分に評価することができません。

社会が求める人材像が多様化する中で、大学側も変化していなければならなくなったのです。

(2) 大学側の競争と魅力向上

少子化が進行する昨今、大学間の競争は激化しています。大学はより多くの優秀な学生を確保するために、入試制度を多様化し、他大学との差別化を図る必要が出てきました。

総合型選抜は、学生に対して大学の独自性をアピールし、より多様な人材を獲得する手段として導入されつつあります

(3) 大学のアドミッションポリシーに適した学生を選抜する

高校までの「優秀さ」と大学で求められる「優秀さ」には性質の違いがあります

高校では、決められた教科を学び、テストで得られる定量的な数値によって優秀さが評価されることが一般的です。一方、大学では、自分でカリキュラムを選び、主体的に学び続ける姿勢が重要となります。つまり、大学での「優秀さ」は、学びへの意欲と自主性に基づいたものなのです。

そのため、大学はアドミッションポリシーに沿った学生を募集し、大学の特性に合った学生を選抜する方法が注目されています。

受験にはいくつかの方式があり、それぞれ異なる選考方法や評価基準が用いられます。代表的なものは以下の4つです。

①指定校推薦

指定校推薦は、高校ごとに大学が推薦枠を設け、その枠に該当する生徒が推薦されて受験する方式です。高校側が推薦する生徒は学内の成績が優秀で、学校生活においても積極的な活動をしていることが多いです。この方式では、面接や小論文を課されることもありますが、基本的には合格率が高く、一度推薦されるとほぼ確実に合格できるのが特徴です。

②公募推薦

公募推薦は、大学が指定した条件を満たせば、全国の高校生が出願できる推薦入試です。高校からの推薦書が必要で、学業成績やクラブ活動、ボランティア経験などが評価対象となります。選考方法は面接、小論文、学力試験などが組み合わされることが多く、指定校推薦よりも競争率が高いですが、自分の実績や活動をアピールしやすい方式です。

③総合型選抜(AO入試)

総合型選抜は、学力試験だけでなく、面接、小論文、プレゼンテーション、課外活動の実績など、多面的に受験生を評価する方式です。大学側は、受験生の個性、コミュニケーション能力、リーダーシップ、将来の目標などを重視します。この方式は、自分の特性や活動経験をしっかりアピールできるため、学力試験以外で自分を表現したい学生に向いています。

④一般選抜

一般選抜は、一般的な学力試験を通して受験生を選考する方式です。大学入試共通テストや大学独自の筆記試験が課されることが多く、学力重視の入試方式です。選考基準は明確で、試験の点数が大きく影響するため、シンプルで分かりやすい反面、他の方式に比べて合格のハードルが高くなる傾向にあります。

今や765の大学の中で85.6%の大学が導入している総合型選抜(AO入試)。私立の大学は589校中93.4%が導入しています。もはや一般入試がオーソドックスな選択肢であったのは過去の話。

定員厳格化の影響を受け、年々一般入試で合格できる人の枠は減少しているのに対し、総合型選抜は増加傾向にあります。

このような背景からわかるように、大学側は単に「学力が高い」だけの学生よりも、多様な背景や能力を持った学生を求めるようになっています。総合型選抜は、そのニーズに応える制度であり、従来の学力試験だけでは測れない部分を評価する手段として重視されるようになっています。

一般選抜特攻隊で合格できる時代はもはや終焉し、総合型選抜と一般選抜の両方を受けて当たり前の時代へと突入しています。そのため、受かる確率をあげる「頭の良い選択」をしてほしいのです。

どんな人が総合型選抜(AO入試)で大学受験に挑戦するべきなのか?

この問いの回答としては、すべての受験生です!

意識高い系で課外活動をしっかりしている人、評定平均がすごい高い人、英検準1級とか持ってる人、そんなすごい人しか受けれないのでは?という先入観を持たれる受験生が多くいます。

しかし、実際はそうではりません。たしかに、上記のような人は有利に総合型選抜を進めることができる可能性が大きいです。ですが、そうではない人も、その各個人の個性や能力、経験を活かして受験に挑むことは可能であり、十分合格を掴むことができます。

もし、自分が総合型選抜で大学に入れるのかな?と少しでも総合型選抜(AO入試)に興味を持ってくださったのであれば是非一度、Blue Academyの無料相談にお越しください。

総合型選抜(AO入試)の魅力的な点として挙げられる1つが、絶対評価的な学力による合否の判定を行わないという点です。

指定校推薦入試などでは評定平均など、学力が重視されます。また、学校の先生からの評価も高く維持する必要があります。

しかし、中には学校や受験のための勉強よりも、部活動や課外活動に注力していたという受験生もいます。そんな人にとって、総合型選抜(AO入試)では、志望大学とのマッチングや、その大学の学生に値する能力があるよと証明する活動実績や取得資格が合否判定のポイントとなります。

そのため、このような受験生は、総合型選抜では、有利に受験を進めることが可能となります。

近年、多くの大学が総合型選抜(AO入試)のみならず多様な選抜方法を取り入れています。本記事をここまで読み進めてくださった方は各種入試方式の違いを押さえることができていると思います。

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