大学受験を控えた多くの学生にとって、総合型選抜(旧AO入試)と一般選抜をどのように両立させるかは大きな課題です。
今回の記事では、両者の違いやスケジュールの組み合わせ方、効果的な勉強方法など、受験に向けた対策を徹底解説します。そして、何より、総合型選抜の対策と一般入試に向けた勉強を両立することは可能であるのか、結論とともに解説をしていきます!
これを読めば、総合型選抜と一般選抜を効率よく両立させるための道筋が見えてきます!
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総合型選抜と一般選抜は、本当に両立できるものなの?
結論、総合型選抜と一般選抜の対策は両立することが可能です!その理由を以下の観点から見ていきましょう!
①総合型選抜と一般選抜のスケジュール
総合型選抜は秋に試験が行われることが多く、受験直前期が夏休みになることが一般的です。
対して、一般選抜は冬から春にかけて実施され、受験直前期が丁度総合型選抜の合否発表の時期と重なるタイミングです。受験の時期がずれているため、適切にスケジュール管理を行えば、両方の選抜方式に挑戦することが可能です。
②総合型選抜と一般選抜を両立するメリットとは?
(1) 志望大学合格のチャンスが増える
総合型選抜と一般選抜にそれぞれ挑戦することで、志望大学に合格する機会が増えます。総合型選抜で合格すれば、早い段階で進学先が決まり、一般選抜のプレッシャーを感じることなく準備が進められます。
また、総合型選抜に不合格であっても一般選抜で再チャレンジできるため、安心感を持ちながら勉強に励むことができます。行きたい大学があるのであれば、一回きりの挑戦で終わるよりもはるかにメリットがあります。
(2) 精神的に落ち着いて一般選抜にチャレンジできる
総合型選抜を先に経験することで、面接や小論文などの実践的な力を鍛えられるため、一般選抜の準備に役立ちます。
また、総合型選抜での経験が自信となり、精神的に落ち着いて一般選抜に取り組むことができます。一足先に総合型選抜で受験を経験できることは、受験の雰囲気を掴める好機になります。
(3) 自分自身を様々な面から評価してもらえる
総合型選抜では、自己PRや課外活動などを通じて自分自身を多面的にアピールできます。これに対して、一般選抜では学力試験を重視した評価が行われます。
両方の選抜方式に挑戦することで、大学側に自分の強みを多様な角度から評価してもらうチャンスが広がります。
総合型選抜と一般入試の違いなど、各入試方式の違いについてはこちらの記事で解説しています!
先輩から学ぶ!両立成功のための4つのポイント
先にも触れたように、総合型選抜と一般選抜の対策は両立することができます。しかし、ただがむしゃらに両方の対策をしていても合格を掴むことができません。ここでは、両立する際のポイントを4つご紹介します。
①スケジュール管理
両立するための最も重要なポイントはスケジュール管理です。どちらか一方に逃げることなく、日々の勉強時間をバランス良く配分することが求められます。以下は、スケジュール管理を成功させるためのヒントです。
(1) 両方の対策に時間を割り振る
どちらか一方に集中しすぎると、もう一方が疎かになってしまいます。総合型選抜と一般選抜の対策の塩梅を決め、時間を割り振るように心がけましょう。先輩たちはどんなに忙しくても、最低限の時間を確保するルールを決め取り組んでいました。「毎日1時間は総合型選抜の対策、2時間は一般選抜の対策」といったようにルールを決めてみてください。
(2) 無駄な時間を省く
先輩たちはカレンダーを上手に活用し、無駄な時間を削減していました。1日の時間の流れを可視化することで、どこに余白があり、どこを効率化できるかが明確になります。
また、1日の始めに予定を記入し、1日の終わりに実際の行動を記録していくことで自身の生活リズムや生活スタイルが視覚的に認知しやすくなります。予定と実働を分単位で管理し、目標に向かって効率的に勉強を進めるよう心がけましょう。
(3) 第三者の監視
自分だけでスケジュールを守るのが難しい場合、担任の先生や家族など第三者に進捗管理を依頼することで、計画を実行しやすくなります。第三者の視点でフィードバックをもらい、より効果的に時間管理をしてみてください。
②モチベーションを保つ
この記事を読んでくださっている方の中には、「本当は総合型選抜で合格したいけど、落ちたら怖いから一般入試の対策をしないといけない…」と考えているかもしれません。何度もお伝えしている通り、両立は簡単なことではありません。
そのため、モチベーションの維持は対策の両立において非常に重要な要素となってきます。以下のヒントを基にモチベーションの維持を試してみてください。
(1) 両方の試験が相乗効果を持つと認識する
例えば、総合型選抜が本命で一般選抜をリスクヘッジと捉えて取り組んでいるのであれば、一般選抜の対策が総合型選抜で活きてくると考えて対策をしてみてください。現代文や社会系の科目は基礎教養として定着させておくことで、小論文の力を高めることに繋がります。また、理数系の科目は数理的な思考を養うことができます。
(2) 両方の特徴と違いを上手に活用する
総合型選抜は、成長や合格への道標が捉えにくい特徴があります。なぜなら、一般入試と違って偏差値での評価がなく、自身の実力を他者と比べることができないからです。そのため、総合型選抜のみを受験すると常に不安を感じることがあります。
しかし、一般選抜においては模試などの定量的な評価方法により、自身の成長や合格への道標を見ることが可能です。一般選抜と総合型選抜の特徴を理解し、上手に活用していくことでストレスを最小限にして受験対策に臨むことができます。
③小論文の力を高める
総合型選抜において、小論文は非常に重要な要素です。現代文や社会系の教科は、論理的思考力や教養を身につける上で大いに役立ちます。
一方で、数学や理科を通じて数理的思考を鍛えることも、小論文対策において効果的です。これにより、短期間で総合型選抜に対応できるレベルの小論文力を養うことが可能です。
さらに、小論文の対策を進めることで一般選抜の筆記試験や文章問題にも取り組みやすくなるため、総合的な学力向上に繋がります。
小論文対策については、こちらの記事で詳しく説明しています。必ず目を通していただきたい記事となっています!
④英語資格を取得する
総合型選抜においては、しばしば英語資格の有無が出願資格に含まれます。たとえ英語資格が出願資格に含まれていなくても、学校が定める奨学金に通過しやすくなることや合格に有利に働くので、一般選抜の対策と含めて取り組みましょう。
総合型選抜対策と一般選抜対策を両立した先輩のカレンダーを公開!!
こちらの先輩のカレンダーは、総合型選抜で立教大学に合格し、一般選抜で横浜国立大学を受験、合格した先輩のものです。
こちらのカレンダーの特徴は、予定(青)と実際の行動(オレンジ)が詳細に書かれていることです。計画を立てることが苦手な人も多いかもしれませんが、チャレンジしてみてください。
まとめ
総合型選抜と一般選抜を両立していくことは、はっきり言って大変です。しかし、対策を行った分だけ周囲と差をつけることができます。モチベーションの管理をしながら努力していきましょう!
Blue Academyでは、総合型選抜対策のみならず、一般選抜対策にも柔軟に対応できるスタッフが揃っていることは勿論、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための併願選定・受験対策を一気通貫で提供しております。
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