BlueAcademy【ブルーアカデミー】総合型選抜戦略発信局

【AO(総合型選抜)の学生の質って?】MARCHで最も推薦入試が少ない明治大教授に意図を聞いてみた

views
約6分
【AO(総合型選抜)の学生の質って?】MARCHで最も推薦入試が少ない明治大教授に意図を聞いてみた

今回は、明治大学法学部の教授である堀田秀吾先生にお越しいただき、総合型選抜(AO)入試に関する話題を中心に直接お伺いしました!

本記事は、ずばり、総合型選抜の本質に関わるお話や、「AO入試の学生の質をぶっちゃけます」「推薦入試の割合が低いことで知られる明治大学の意図とは?」「教授の求める学生像とは?」というテーマで、ここでしか知れないような内容が盛りだくさんとなっています!

明治大学を受験予定の方はもちろん、総合型選抜、推薦入試を利用して大学受験を乗り越えようと考えている高校生、保護者の方にとって、ぜひ参考にしていただきたい内容となっていますので、最後までご覧になってください。

本記事は、Youtubeの動画をもとにまとめたものであり、本編はこちらのリンクからご覧いただけます。

お時間に余裕のある方は、是非本編もご覧ください!

アバター
堀田秀吾先生
アメリカの大学院で言語学の博士号を取得、その後はロースクールで、修士課程、博士課程と進み、法律の様々な現象を言語学の分析方法を使って解き明かしていく、「法言語学」を専門分野として研究。
コミュニケーション、心理学、脳科学、言語学など、書籍を出版多数。

推薦入試において、多くの大学で出願書類に志望理由書が必要ですが、時折みられるのが、本人が作成していない書類、いわゆる「代筆志望理由書」を提出する、といった学生です。

その多くのが、通っている予備校・塾にお金を支払って作成してもらうといったものですが、教授をはじめ、選考に関わる人は、それらの「代筆志望理由書」を見抜けるのでしょうか?

アバター
堀田秀吾先生
志望理由書が代筆であるかどうかは、面接とセットで見て判断します。
面接において、志望理由書に関する質問をした時、それが代筆であった場合、必ずボロが出ます。

ちなみにですが、私は本人が書いたものかどうかを調べる学問である法言語学を専門として研究しているため、代筆はすぐに分かります。

ChatGPT等の生成AIなどを利用して志望理由書を作成しようとしている方も、教授の目はごまかせないため、要注意です。最近は人の目でチェックをする前に、AI判定ソフトを用いてAIによる文章であるか否かを判定するケースもありますので注意しましょう。

ただ、塾やAIから得た技術を利用したからと言って、必ず減点されてしまうわけではありません。むしろ、そうした技術を自分のものにする、努力していることが高く評価される場合もあります。

ですので、一概に「全部自分で作成したから高評価」とも、「テクニックを多用しているから低評価」とも言えません。

一部受験界隈では、有名な話ですが、明治大学は、他のGMARCHをはじめとする私立大学と比較して、推薦枠が少ないという特徴があります。

推薦入試枠が少ないということは、すなわち一般入試率が高いということになりますが、これにはどのような狙いがあるのでしょうか?

アバター
堀田秀吾先生
まず1つは、基礎学力を担保するという目的があります。

一般入試では、文系は、国・英・社会or数学、理系だと、英語・数学・理科を入試で課す大学が多く、学校の試験と比べて難易度も高いため、しっかりと勉強してきた人、つまり基礎学力がある程度あるとみることができます。

大学は教育機関であり、社会で広く活躍できる人材を輩出することを目的とするため、ある程度の基礎学力のある人を多く取り入れたいという思惑は当然といっていいでしょう。

また、内部生に関しても同様のことが言え、よくネット上で「エスカレーター方式」なんて揶揄されることも多いですが、思春期の多くの時間を勉学に注ぐことで、地力・地頭を養うことができるという点で、質の良い学生が多い傾向にあります。

アバター
堀田秀吾先生
結論から言うと、学力の高い学生です。

学力が高く、大学で学問を学ぶ意欲があり、真面目に取り組むことができる学生をどの大学でも求めています。

また、大学は様々な人と出会うことのできる場であり、大学で出会った友達、仲間と生涯にわたって付き合っていくこともあります。
そうした出会いの機会を作ることのできる協調性を持った学生も、受験に受かる学生の資質の一つであると言えます。

大学は宝の山です。

何も目的意識を持たず、ただ大学に通っているようでは、何も得ずにあっという間に卒業してしまいます。
しかし、何かを得ようと主体的に行動し、知識を吸収しようという意欲のある学生が重宝されます。

今回は、明治大学法学部 堀田秀吾先生にお話を伺い、「志望理由書の代筆を見抜けるのか?」といった話や、「一般入試や推薦入試の学生の質をどう考えているのか」「教授の求める学生像」といった、普段は絶対聞くことのできない大学受験の裏話をご紹介しました。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

ブルーアカデミーは、小手先のテクニックを教える従来の予備校教育ではなく、受験生の根本的な能力を養成することを目的とした教育を行っています。

今日ご紹介したような内容は、こうした教育理念を持つブルーアカデミーだからこそお聞きできた内容であって、他の大手塾では中々そういった機会はありません。

今後もこうした受験生にとって有益な情報を随時発信していきますので、YouTubeとも併せてご覧になっていただければと思います。

今回の記事を読んで、「絶対に志望校に合格したい!」「総合型選抜や推薦入試について元詳しく知りたい!」「志望理由書や小論文の専門知識が欲しい!」「ブルアカの指導に興味がある!」という方は、ブルアカ公式LINEの登録と、無料の受験個別相談へぜひご参加ください!

無料個別受験相談では、

・志望校相談
・志望理由書の持ち込み添削
・60分間のマンツーマン受験相談
・ブルーアカデミーの入塾案内、カリキュラム説明(希望者のみ)

を実施しています。ご予約はこちらのバナーからお願いします!

Share / Subscribe
Send to LINE