こんにちは、Blue Academy塾長の中村です。
大学進学を考える中で、「どの女子大が就職に有利なのか」を気にしている方も多いのではないでしょうか?女子大は、その独自の環境やサポート体制を活かし、多くの学生が大手企業や専門職への就職を実現しています!
この記事では、受験生が「就活」という視点から、どの女子大が優れているのかを、それぞれの大学が持つ就職実績や学部ごとの特徴を踏まえて解説します!
これを参考に、自分に合った女子大で理想のキャリアを実現しましょう。それでは、さっそく見ていきましょう!
そもそも女子大は本当に就活に強いの?その理由とは
一般的に女子大は、就活に強いと言われています!しかし、その理由は一体どこにあるのでしょうか?実際、女子大は多くの学生が就職活動で成功を収め、大手企業や専門職への内定を得ているのが特徴です。その背景には、以下のような理由があります。
理由1:女性特化のキャリア支援プログラムが豊富
女子大では、女性が働き続けるために必要なスキルや知識を身につけるためのプログラムが豊富です。
以下で実際の例をあげますが、有名女子大学においても、リーダーシップ研修や職場でのコミュニケーション能力を高める講座が用意されています!
理由2:業界とのつながりが強い
女子大は、就活において得意とされている業界が複数あり、特に航空業界や金融業界、コンサルティング業界など、特定の分野で強いコネクションを持つ女子大が多く、インターンシップや採用活動で優位に立つことができると言われています。
志望業界が決まっている方は、ぜひ注目しましょう!!
理由3:圧倒的な就職率
3つ目の理由として、女子大の多くは、就職率が高いことが挙げられます。これは、女子大の特徴とも言われていることですが、企業からの信頼も厚いです。たとえば、東京女子大学の現代教養学部では、就職率が99.4%(2023年度)などの一般的な大学よりも高めの数値となっています。
ランキングの基準:どのように評価したのか?
次に実際に女子大の就活力をランキングするにあたり、どのようば基準を設けて評価を行ったのかを紹介します!
今回のランキングでは以下の点に基づいて評価を行いました。
就職率:各大学の全体的な就職率や特定学部ごとの就職率を考慮しました。特に就職率が90%を超える大学は高評価となっています。
有名企業への就職実績:AccentureやANA、PwCなど、大手企業や専門職への就職実績を重要視しています。企業の多様性や業界の広がりも評価に含めました。
業界別の強み:航空業界やコンサルティング業界、金融業界など、特定の業界で強みを持つ大学を高く評価しました。
キャリア支援体制: キャリアセンターの充実度や、インターンシップ支援、就職指導プログラムの有無を重視しました。特に個別指導や企業連携イベントが盛んな大学を高く評価しています。
これらの基準をもとに、女子大の就職力を総合的に評価し、ランキングを作成しています。
では実際のランキングをみていきましょう!
女子大就職力ランキング
1位:東京女子大学
就職率: 現代教養学部99.4%(2023年度)主な就職先: Accenture、大和総研、日本政策投資銀行、ANA、ソフトバンク |
特徴:
・幅広い教養を重視したカリキュラムが特徴で、多様な業界で活躍する人材を輩出しています。
・特にコンサルティング業界や金融業界での就職実績が高く、総合職としての内定者も多いです。
・キャリアセンターでは個別相談や企業とのマッチングイベントが定期的に行われ、学生の就職活動を強力にサポートしています。
業界別の強み:
コンサルティング業界: Accentureやベイカレント・コンサルティングなど有名企業への就職者が目立ちます。
航空業界:ANAやJALなど大手航空会社への就職率も高いようです。客室乗務員やグランドスタッフなどの空に関する仕事は、女性に人気の職業であるため昔から多くの卒業生が進んでいるが故に、このような形になっているといえます。
2位:昭和女子大学
就職率: 95.4%(卒業生1000人以上の女子大学で12年連続実就職率トップ)主な就職先: PwC、ベイカレント・コンサルティング、日清食品、JAL、三井住友海上火災保険 |
特徴:
・就職支援に特化したプログラムが整備されており、学生一人ひとりのキャリア形成を手厚く支援しています。
・特に航空業界やコンサルティング業界への就職に強く、企業とのネットワークが豊富。
学内でキャリアフェアが開催され、実際に企業と接点を持つ機会が多いのが特徴です。
業界別の強み:
業界別の強みとして、日本の大企業を始めとして、外資系企業の比率が高いことが挙げられるでしょう。
3位:津田塾大学
就職率: 約97%(卒業生のほぼ全員が総合職に就職)主な就職先: 野村総合研究所、デロイトトーマツコンサルティング、三菱自動車工業、日本政策金融公庫 |
特徴:
・理系分野にも強みを持つ伝統的な女子大で、特にデータ分析やシステム開発に関連する企業での就職が目立ちます。
・学生には国際的な視野を養うプログラムが提供され、グローバルなキャリアを目指す人におすすめです。
・就職活動の初期段階からキャリアサポートがあり、長期的な目線でのアドバイスを受けられるのが魅力です。
業界別の強み:
メーカー: アサヒ飲料やカルビーなど、食品業界での実績が多いです。
また金融業界への就職も強い印象です。日本政策金融公庫などの金融機関への就職者も増加傾向です。
4位:大妻女子大学
就職率: 98.8%主な就職先: TSIホールディングス、Accenture、東芝、ANA、みずほ銀行 |
特徴:
・航空業界への就職希望者に対して、模擬面接やエントリーシートの添削など、専門的なサポートを実施。
・ビジネス系の学部では、商業・流通業界への進出も盛んで、リテールマネジメントの知識を持つ卒業生が多く輩出されています。
・校風として実践的な学びが推奨されており、インターンシップを活用したキャリア形成が一般的です。
業界別の強み:
他の女子大のように特定の業界への就職者が多いなどはありませんが、満遍なく様々な業界に卒業生は進んでいるようです。
5位:日本女子大学
就職率: 89.6%主な就職先: 富士電機、国際協力銀行、大樹生命保険株式会社 |
特徴:
・家政学部を中心に教育や福祉分野でのキャリア形成に特化しており、幼稚園教諭や保育士を目指す学生に人気があります。
・教育分野だけでなく、食品業界やサービス業界への就職者も一定数おり、幅広い業界で活躍できる基盤を提供しています。
・大学内でのキャリアイベントでは、教育系企業だけでなく一般企業も参加しており、選択肢が広いのが特徴といえます!
業界別の強み:
ここの業界が強いといったものはありませんが、どの業界にも強みを持っているとも言えるでしょう。
ランキングから見えてきた業界別の強みで女子大が就活で支持される理由を理解しよう
女子大の就職力を業界別に見ていくと、それぞれの大学が特定の分野で強い実績を持っていることがわかります。このセクションでは、ランキングに登場した女子大がどの業界で特に力を発揮しているのかを詳しく解説します。
コンサルティング業界
女子大は、AccentureやPwCなどのコンサルティングファームへの就職実績が目立ちます。女子大からコンサルティング業界ということはあまりイメージがつかないかもしれませんが、上記の通り多くの大学からコンサルティング業界へ実績があります。
・東京女子大学や津田塾大学では、問題解決能力やデータ分析スキルを身につけた学生が高評価を得ています。 ・大学内で開催されるケーススタディワークショップや模擬プロジェクトが実践的なスキル向上に寄与しています。 |
航空業界
航空業界は女子大出身者の就職先として非常に人気が高い業界です。
・大妻女子大学や昭和女子大学では、客室乗務員やグランドスタッフとしての採用実績が豊富です。・模擬面接や身だしなみ指導、航空業界特有の選考対策を行うプログラムが充実しています。 |
金融業界
女子大の多くは、金融機関との強いコネクションを持っています。
・東京女子大学や津田塾大学は、日本政策投資銀行や三井住友海上火災保険などの大手金融機関への就職者が多数。 ・金融分野で活躍するための基礎知識を身につける講座や資格取得サポートが手厚いのが特徴です。 |
メーカー業界
食品や家電、化粧品メーカーは女子大生にとって人気の高い就職先です。
・津田塾大学や昭和女子大学では、アサヒ飲料や日清食品などの大手メーカーへの就職実績が豊富です。 ・インターンシップを通じて現場経験を積む機会が多く、即戦力としての評価を得ています。 |
女子大は、業界ごとに特化した支援体制と実績を持つことで、多くの学生が希望するキャリアを実現していることがみて取れます。
これらのことは、進路選びの参考としてみてください!
女子大選びで迷ったら!?
この記事を読んでさらに詳しい女子大についての情報や、大学受験における志望校選定で悩んでいるのであれば今すぐに受験のプロに相談をするべきです。
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また、以下の記事で女子大の他の大学群との比較を紹介しています。ぜひチェックしてみてください!女子大と日東駒専どっちに行く?!|女子大と日東駒専にダブル合格したらどっちに進学すべきか受験のプロ解説
まとめ
今回の記事では、就職に強い女子大はここ!学部別・業界別で見るおすすめランキングとして、数ある女子大の中でも就活に強いとされている女子大をランキング型式でご紹介しました。今回のランキングはあくまでも独自の目線からランキングを作成したものです、このランキングにのっていない就活に優れた女子大は他にも存在します。
このBlueAcademyの記事だけでなく多くの記事を参考にしながら、志望校選びを加速していただければと思います。
自分のやりたいことと受験勉強を両立するためには、自分に合った受験戦略を立てることが必要不可欠です。後悔しない受験をするためにもいち早く対策を考えましょう。
また、これらの大学はどれも「楽に合格できる可能性が高い」だけであって合格が確約されているものではありません。正しい努力をしなければ落ちてしまう可能性は十分にあります。
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