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慶應義塾大学SFCに総合選抜型(夏秋AO)入試で合格するための対策方法を大公開!

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慶應義塾大学SFCに総合選抜型(夏秋AO)入試で合格するための対策方法を大公開!

慶應義塾大学SFC総合型選抜で受かるには?といった記事や動画を良く目にしていませんか?

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は「慶應義塾大学SFC 総合選抜型 」と検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。


本記事では、慶應義塾大学SFC(総合政策学部と環境情報学部)総合選抜型で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください!

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

慶應義塾大学SFCでは、一般選抜の他に総合型選抜(AO 入試)という入試方法が用意されています。2024年の現在は総合政策学部と環境情報学部の2つの学部を総合型選抜(AO 入試)を通じて、受験可能です。また、この総合型選抜では、春AO、夏秋AO、冬AOと年三回のAO入試を実施しています。この記事では、最も一般的な受験タイミングである夏秋AOについて解説します。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

  1. 入試日程
  2. 倍率
  3. 試験内容
  4. 出願条件

4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①SFCの入試日程

まず慶應義塾大学SFC総合選抜型入試の入試日程についてです。

一次出願締切9 月 2 日
一次出願合否発表日10 月 10 日~ 10 月 27 日
二次試験実施日【総合政策学部】 10 月 19 日 / 10 月 20 日のいずれか【環境情報学部】 2024 年 10 月 26 日(土)/ 10 月 27 日(日)のいずれか
結果発表日11 月 1 日

上智大学の公募推薦が10月、立教大学が9月中旬、主要国公立大学などが10月以降の出願締切であることに対して、慶應大学SFC総合選抜型入試では9月2日と非常に早いタイミングで出願が締め切られます。

そのため、夏休みが終わる頃にやっと、書類が仕上がっているような状態のようでは、かなり綱渡なギリギリの受験を強いられます。また、一次の書類試験の突破から、間髪入れずに二次試験が行われます。一次に受かってから二次試験の対策をしよう、と考えているようでは合格はさらに難しくなります。

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京香先生
入試日程等の関係から、慶應大学SFC総合選抜型入試受験する多くの受験生が、入試日程も様々ある早稲田大学や、慶應大学の他学部などを併願し、滑り止めとしてMARCH群や成成名学群の大学などを受験する場合が多い傾向にあります。
総合型入試において、併願が可能で、特に人気がある大学には青山学院大学、立教大学、などが挙げられます。その他明治大学や法政大学では、受験先の学部や受験方法によって、併願か専願かが分かれ、国公立大学や学校推薦型選抜だとほとんどが専願による受験です。

②SFCの倍率

慶應大学SFC総合選抜型入試における倍率の推移をみていきましょう。

総合政策学部と環境情報学部によってそれぞれ倍率が異なるので各学部ごとの倍率を紹介します。

総合政策学部

年度倍率
2023年度5.8倍
2022年度5.3倍

環境情報学部

年度倍率
2023年度5.0倍
2022年度4.3倍

各年度をみてみると、両学部とも近年は概ね5倍前後に落ち着いています。慶應SFCは2021年度入試より、これまで春AO・夏AO・秋AO・一般入試と、合計4回出願できましたが、現在は夏AO、秋AOの統合が行われ、合計3回の出願のみとなってしまいました。

総合型選抜という新しい入試形式の普及や、平均評定による足きりがないため比較的高い倍率となっています。そのため、万全の準備を持って確実に合格を狙いましょう。また、慶應大学の他学部や早稲田大学などは、入試日程も様々あるため併願しやすくなっていることから併願することをおすすめします。

2020年度入試)からは、募集人数が従来より50名増え、各学部共に150名、合わせて300名となりAO入試(総合型選抜)の募集枠が他学部と比べても大きくなったことから多少、出願数は増えると予想されますが、大幅な倍率アップはないと予測されます。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。

③SFCの試験内容

試験内容

学部一次試験二次試験
・総合政策学部・環境情報学部志願者評価(2名分)志望理由
・入学後の学習計画
・自己アピール(文章2000字程度)自由記述(A4 : 2枚以内)
活動報告書(200字以内)任意提出資料(10点まで)
面接

慶應大学SFC総合政策学部と環境情報学部共に一次試験、二次試験で求められる書類の内容は同じです。

その試験の概要は、一次試験が、書類選考という形で志願者評価(2名分)、志望理由・入学後の学習計画・自己アピール(文章2000字程度、自由記述A4 : 2枚以内)、活動報告書(200字以内)、任意提出資料(10点まで)、上5つによって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。二次試験が、30分程度の面接という形で行われます。

大きく分けると

  • 書類審査
  • 面接

2つに分けられます。

一次試験に受からなければ、次の試験に進むことができないため、出願者全員が一次試験内容の段階でハイクオリティな書類を用意しておく必要があります。

また、一次合格を達成できた場合でも慢心せず、5つの考慮要素の全てを丁寧に引き続き対策する必要もあります。面接やディスカッションなどの「直接受験生と対峙する場所」で面接官たちは受験生の真価を見極めようとします。

一次試験段階で、書類を代筆してもらうことや、嘘や誇張を書くなどをしていると、勿論、二次試験で不合格になります。同時に、書類の準備にかかりきりで、小論文や学力試験などの対策を一次合格後にやっと始めた、なんてことも同様に危険です。多くの学習塾が、一次試験段階までに小論文を重要視しない傾向にありますが、実は早期からの小論文対策が重要です。

小論文の対策方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

④SFCの出願条件

慶應大学SFCの主な受験条件受験の条件
①高校やその他専門学校などの卒業、または出願時点で入学までに卒業見込みである者
②総合政策学部・環境情報学部への志望理由や入学後の構想が明確であり,第一志望としていずれかの学部での勉学を希望する者
③一部コンテストで優秀な成績を収めれば一次免除


出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均と英語資格の2点を確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。帰国子女入試の場合には、細かな海外在住歴を問われたり、国際バカロレアを活用した試験には別途スコアが必要なるケースもあります。

そんななか、慶応大学SFCの総合型選抜では、他の大学の総合型選抜では問われる事が多い評定平均や、外国語資格などの条件は設けられていません。求められている条件は、主に高校の卒業資格と第一志望であることのみです。そのため、より幅広い人に受験のチャンスがある受験方式だと言えます。これは大きな魅力だといえるでしょう。

1つ目の条件では、高校やその他高校と同等な学校を卒業または、卒業予定であることが定められています。一般的に、これは大学に進学するにあたって、必ず必要となっている条件であることから突出した特徴ではありません。

2つ目の条件では、入学後の構想が明確であり,第一志望としていずれかの学部での勉学を希望する者とされています。このような記載がありますが、他大学や他学部との併願受験は可能です。

また、一部コンテストで優秀な成績を収めれば一次免除という制度もあります。

以上のことから慶応SFCの総合型選抜においては、評定平均や英語資格による受験資格が得られないということはありません。つまり、挑戦しようと思えば上記条件さえ満たしていれば誰にでもチャンスはあるといえます。

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京香先生
慶應大学SFCをはじめとして、総合型選抜・推薦入試での大学合格目指しているあなたが、
・現在高校3年生である
・英検で2級以上をまだ取得していない
・評定が4/5以上とれるかわからない
・特別な課外活動や実績などがない
・大学で学びたい具体的な科目を5個以上調べ終わっていない
・大学で所属したいゼミと教授の氏名が今すぐに答えられない
この中で1つでも当てはまる項目があれば、今すぐにでも対策を始めるべきサインです。

総合選抜型入試で慶應SFCに合格をしたいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を4つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

ここでは、慶應大学SFC総合選抜型入試で合格するために必要な対策方法を先ほどの

  • 書類審査
  • 面接

2つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。

①書類審査について

まず、ひとつ目の書類審査について、概要と対策法をご紹介していきます。

慶應大学SFCの提出書類について最も特徴的なのは、ほかの大学よりも提出する書類が多いという点です。前述の通り出願にあたり、特段の条件がないため誰でも合格するチャンスがあることと引き換えに、大学で求められる能力を様々な角度から評価してきます。

特に慶応大学入学後の明確なビジョンがあるか、大学で学ぶにあたって必要な論述力など様々な点が、書類によって評価されますので、他の大学と比べてもしっかりした対策が必要となってきます。

求められている主な書類は、①志望理由・入学後の学習計画・自己アピール②活動報告書です。

(1) 志望理由・入学後の学習計画・自己アピールについて

この提出書類の中で最も分量の多い課題であり、作成にもっとも時間をかけて書くべき書類とも言えます。

2000字程度で記す「志望理由書」とA4 2枚以内で自由に記す「自由記述」に分かれています。

自身がなぜ、慶応SFCに入りたいのかについての志望理由だけでなく、同時に入学後の楽手計画や、自己アピールも必要となっています。

自分の夢や希望、また学科で学ぶことのできる内容を把握したうえで、それらがつながるように組み合わせて書きましょう。

限られた文字数のなかでそれを的確に伝えることができるよう、何度も修正し自身が志した理由が分かりやすい文になっているかを常に意識することが大切です。

(2) 活動報告書

この提出書類は、出願資格に該当しているかの評価とともに、学業と学業外の活動内容(原則として中学卒業後のもの)についてを記す課題です。

自身がアピールしたい点などを証明するためにも大切な課題となっています。SFCにおいては、他の大学と比べて課外活動のアピールは必要ではないですが、自身がアピールしたい受賞歴や成果等を証明する書類はできるだけ「任意提出資料」として提出が求められています。

②面接

二次試験として行われる面接ですが、慶応大学SFCの総合型選抜においては、提出書類に書かれている内容についての深堀が中心となっているようです。

志望理由やこれまでの活動実績や研究テーマについて、深く語り、そしてディスカッションできるようしっかりと対策をしておく必要があります。

面接における具体的な対策方法としては、

①基礎力アップ:相手に実際に書類を見てもらいながら、面接練習を何度もする
②回答に深みを持たせる:論文・先行事例記事を読む
③追い込み対策:聞かれるであろう質問を想像しながら解答集を作成し、返し方を暗記する

3つを主におすすめします。

(1) 基礎力アップ:相手に実際に書類を見てもらいながら、面接練習を何度もする

実際に行われるような状態で何度も練習することで、自身が書類で何について書き、それをどのように説明すればいいかを頭のなかで整理することができます。

同じ質問で練習するのではなく、多くの人に面接練習をしてもらい様々な人からフィードバックを受けましょう。

(2) 回答に深みを持たせる:論文・先行事例記事を読む

少し発展的な対策にはなってしまいますが、自分の研究テーマに関する分野の記事や本を読んでみましょう。志望理由書などを書くにあたって調べた内容だけでは、その分野について学べていない部分も多くあるかもしれません。

面接での質疑応答では、予想もしていないような質問を受けることも少なからずあります。そのような状況においても落ち着いて回答できるよう、自分の研究テーマに関わる発展的な内容に触れる機会を可能な限り多く設けましょう。

高校生が普通だったら知らないような専門用語であったり、その分野独自の言い回しなどを用いて回答ができるようになれば、それはライバル受験生との大きな差別化要素になります。

どうやってそのような記事を読めるのか分からない!という方は、事例の書籍やGoogle scalarなどでいろんな記事、論文を読んでみてください。

(3) 追い込み対策:聞かれるであろう質問を想像しながら回答集を作成し、返し方を暗記する

以上の対策を重ねた上で、試験直前では追い込み対策をすることをおすすめします。具体的には「面接で聞かれるであろう質問を予想して書き出し、それらに対する回答を英語で用意しておく」というものです。

やり方としては、インターネットにある総合型選抜の面接に関する情報をもとに、可能な限り質問を書き出し、その横に質問に対する答えをひとつひとつ英語で書いていきます。

もちろん、その回答集を作る際には分からない英語があったりして時間がかかると思いますが、面接で同じようなことを聞かれた際には、スムーズに回答することが可能になります。

2次試験本番の面接直前の時間においてもその回答集を見直すことで、可能な限り面接で答えられないという悲劇を回避することができます。

今回の記事では「慶應大学SFCに総合選抜型入試で合格するための最短ルート」として、

①慶應大学SFCに総合選抜型入試で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
②慶應大学SFCに総合選抜型入試で最短で合格するための対策方法

2点について、ご紹介しました。

受験は競争をするゲームです。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、勿論合格はできません。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

Blue Academyではそんな慶應大学SFCの総合選抜型入試の対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、確実に現役での大学受験合格を目指すための併願剪定・対策を一気通貫で提供しております。

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