成成明学の中でも人気の、明治学院大学心理学部心理学科に自己推薦AO入学試験で受かるには?といった記事や動画を良く目にしていませんか?
総合型選抜(AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は
「明治学院大学心理学部心理学科 自己推薦AO入学試験」
と検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。
本記事では、明治学院大学心理学部心理学科に自己推薦AO入学試験で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください!
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明治学院大学心理学部心理学科では、一般選抜の他に自己推薦AO入学試験という入試方法が用意されています。
2024年の現在は文学部(英文学科、フランス文学科、芸術学科)、経済学部(国際経営学科)、社会学部(社会学科、社会福祉学科)、法学部(消費情報環境法学科、グローバル法学科、政治学科)、国際学部(国際学科、国際キャリア学科)、心理学部(心理学科、教育発達学科)、情報数理学部(情報数理学科)らといった学部を、自己推薦AO入学試験を通じて、受験可能です。
まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。
自己推薦AO入試で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
①入試日程
②倍率
③試験内容
④出願条件
の4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。
①明学心理学部自己推薦AO入試の入試日程
まず明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験の入試日程についてです。
上智大学の公募推薦が10月、立教大学が9月中旬、主要国公立大学などが10月以降の出願締切なことに対して、明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験では2024年9月27日(金)(消印有効)と早いタイミングで出願が締め切られます。
そのため、夏休みが終わる頃にやっと、書類が仕上がっているような状態のようでは、かなり綱渡なギリギリの受験を強いられます。また、一次の書類試験の突破から、間髪入れずに二次試験が行われます。一次に受かってから二次試験の対策をしよう、と考えているようでは合格はさらに難しくなります。
総合型入試において、併願が可能で、特に人気がある大学には青山学院大学、立教大学、中央大学などが挙げられます。その他明治大学や法政大学では、受験先の学部や受験方法によって、併願か専願かが分かれ、国公立大学や学校推薦型選抜だとほとんどが専願による受験です。
②明学心理学部自己推薦AO入試の倍率
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験における倍率の推移をそれぞれみていきましょう。なお、明治学院大学心理学部心理学科の募集人員は、約5名とされています。
各年度をみてみると、概ね3.1倍前後に落ち着いています。総合型選抜という新しい入試形式の普及や、一般選抜での合格が難しくなっていることがあり、各大学の総合型選抜では、倍率が上がりつつあるなかで、概ね3.1倍で推移しているということは、その他の大学と比較しても、平均的な倍率になります。この程度の倍率であれば、併願校を3〜5校程度、類似する偏差値帯から選んでおけば、浪人や一般入試まで持ち越し受験のリスクは避けられる傾向にあります。
入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。
続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。
③明学心理学部自己推薦AO入試の試験内容
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験には受験方法が、一つしかありません。他の大学の推薦入試においては、複数の受験方法が設定されている場合もありますが、明治学院大学心理学部心理学科では自身に合った試験方式を選ぶ必要はありません。
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験における試験としては、志願票、調査書、出願資格を証明しうる書類、自己アピール書、小論文および面接の6つによって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。
大きく分けると
- 書類審査
- 小論文
- 面接
の3つに分けられます。
一次試験に受からなければ、次の試験に進むことができないため、出願者全員が書類審査の段階でハイクオリティな書類を用意しておく必要があります。評定平均や英語資格のスコアが悪い場合、最初から足ぎりにあう可能性もあります。
また、一次合格を達成できた場合でも慢心せず、6つの考慮要素の全てを丁寧に引き続き対策する必要もあります。面接やディスカッションなどの「直接受験生と対峙する場所」で面接官たちは受験生の真価を見極めようとします。一次試験段階で、書類を代筆してもらうことや、嘘や誇張を書くなどをしていると、勿論、二次試験で不合格になります。同時に、書類の準備にかかりきりで、小論文や学力試験などの対策を一次合格後にやっと始めた、なんてことも同様に危険です。多くの学習塾が、一次試験段階までに小論文を重要視しない傾向にありますが、実は早期からの小論文対策が重要です。
小論文の対策方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。
④明学心理学部自己推薦AO入試の出願条件
明治学院大学心理学部教育発達学科の出願資格・要件 ①文部科学省の定める大学入学資格のいずれかを有する者(または2025年3月31日までに有する見込みの者) ②本学科を第1志望とし、入学を確約できる者 ③出願時点の最新の調査書で、全体の評定平均値が3.8以上の者 ④高校時代にアピールできる優れた実績・能力・経験(課外活動・校外活動などでの優れた実績、海外における異文化体験、芸術文化活動での活動など)のある者 ⑤コミュニケーション能力に優れた者 |
出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均と英語資格の2点を確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。帰国子女入試の場合には、細かな海外在住歴を問われたり、国際バカロレアを活用した試験には別途スコアが必要になるケースもあります。
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験の場合、高等学校長の推薦が必要な公募制推薦入試という形をとっていることから、専願制であり、合格した場合は必ず進学する必要があるということがわかります。他の大学の条件と異なる場合があるため注意してみておきましょう。
3つ目の条件では、出願資格として、必要な学習成績として評定の条件が定められています。
・現在高校3年生である
・英検で2級以上をまだ取得していない
・評定が4/5以上とれるかわからない
・特別な課外活動や実績などがない
・大学で学びたい具体的な科目を5個以上調べ終わっていない
・大学で所属したいゼミと教授の氏名が今すぐに答えられない
この中で1つでも当てはまる項目があれば、今すぐにでも対策を始めるべきサインです。
自己推薦AO入学試験で明治学院大学心理学部心理学科に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を4つの項目に分けて、紹介していきました。
基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。
Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。
明治学院大学心理学部心理学科に自己推薦AO入学試験で最短で合格するための対策方法
ここでは、明治学院大学心理学部心理学科に自己推薦AO入学試験で合格するために必要な対策方法を先ほどの
- 書類審査
- 筆記試験
- 面接
の3つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。
①明学心理学部自己推薦AO入試の出願書類の対策方法
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験では、書類審査として
(1) 志願票
(2) 調査書
(3) 出願資格を証明しうる書類
(4) 志願理由書
の4つの課題を課しています。
(1) 志願票
まず「志願票」についてです。これは、志願者本人が氏名、出願学部、住所などの個人情報と、出身高校等に関する情報をまとめた文書のことを指します。黒色のボールペンで明治学院大学所定の用紙に記入しましょう。
(2) 調査書
次に「調査書」についてです。これは、志願者の出身高校等の学校長が、志願者の次の期間の成績等について証明した書類のことを指します。
・3学期制の学校は、3年1学期までの成績が記載されたもの
・2学期制の学校は、3年前期までの成績が記載されたもの
この書類は、出願資格のうち、大学入学資格や評定平均に関する条件を確認するために用いられます。
出願時点から3か月以内に発行され、かつ厳封されたものを提出する必要があるため、早めに作成を依頼しましょう。
なお、調査書が発行されない経歴の志願者は、高等学校卒業程度認定試験の合格(見込)成績証明書など、大学入学資格を証明できる書類の提出が必要です。
(3) 出願資格を証明しうる書類
次に「出願資格を証明しうる書類」についてです。これは、志願者が出願資格である「アピールできる経験・実績・能力」を有していることについて、客観的にその事実を証明できる書類のことを指します。
アピールできる優れた実績・能力・経験の例としては、課外活動・校外活動などでの優れた実績、海外における異文化体験、芸術文化活動での活動などがあります。
(4) 志願理由書
次に「自己アピール書」についてです。これは、志願者本人がアピールできる経験・実績・能力について、「あなたらしさ」と関連付けてまとめた文書のことを指します。
自筆により800字程度でまとめ、本学所定用紙に黒のペンまたはボールペンで記入することとされているため、注意が必要です。
②明学心理学部自己推薦AO入試の小論文の対策方法
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験の2次選考として課される小論文は、論理的思考力を問う60分の論述試験です。
多くの学科では文字数指定がありません。ただし、質・量ともに十分なボリュームとなるよう、対策を行ってください。
解答用紙はB4サイズです。レポート用紙のように罫線のみが印刷されたものが一般的です。学科により、裏面使用可のケースもあります。解答文字数を指定する問題の場合は、マス目の入ったものが使われる場合もあります。
③明学心理学部自己推薦AO入試・面接の対策方法
明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験の2次試験として課される面接は、個人面接もしくはグループ面接のいずれかの方法で行われます。
どちらで実施されるかは当日決定されますが、10~15分間で行われることが多いようです。志望動機について詳しく聞かれるほか、高校生活において努力したことなどが問われます。
提出した書類の内容をもとに質問されるため、これまでの経験での学びや意味について考え、出願書類との一貫性を意識した受け答えができるように準備しておきましょう。
受験生の考えや人間性が重視されるため、学部ごとの専門的知識や表現能力を養い、何度も面接練習を行うことが大切です。
明学心理学部心理学科自己推薦AO入試の対策方 法まとめ
今回の記事では「明治学院大学心理学部心理学科に自己推薦AO入学試験で合格するための最短ルート」として、
1:自己推薦AO入学試験で明治学院大学心理学部心理学科に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
2:明治学院大学心理学科心理学科に自己推薦AO入学試験で最短で合格するための対策方法
の2点について、ご紹介しました。
受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。
受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。
また、今回お伝えしたノウハウは、あくまでも明治学院大学心理学科心理学科に自己推薦AO入学試験で最短で合格するための対策方法であって、確実な合格方法とは、また異なるものです。最短での合格方法や、コスパ・タイパの良い受験を追い求めることは悪いことではありませんが、同時にリスクも伴います。
Blue Academyではそんな明治学院大学心理学部心理学科の自己推薦AO入学試験への対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。
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