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5分でわかる明治大学総合数理学部の自己推薦特別入試|先端メディアサイエンス学科編|倍率などの基礎情報から志望理由書などの対策方法まで!

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5分でわかる明治大学総合数理学部の自己推薦特別入試|先端メディアサイエンス学科編|倍率などの基礎情報から志望理由書などの対策方法まで!

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験(総合型選抜)で受かるには?といった記事や動画を良く目にしていませんか?

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は「明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科 総合型選抜」と検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。


本記事では、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください!

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

明治大学では、一般選抜の他に総合型選抜、学校型推薦選抜入試などという入試方法が用意されています。2024年の現在は文学部、農学部、国際日本学部らといった学部を、総合型選抜の自己推薦特別入学試験を通じて、受験可能です。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

1:自己推薦特別入学試験で明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識

  1. 入試日程
  2. 倍率
  3. 試験内容
  4. 出願条件

の4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①入試日程

まず明治大学先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験の入試日程についてです。

一次出願締切2024年9月20日(金)〜9月25日(水)(消印有効)
受験票送付2024年10月7日(月)(郵便にて発送)
受験ポータルサイトUCAROで出願連携期間2024年10月9日(水)〜10月11日(金)
一次出願合否発表日2024年10月15日(火) 10:00
二次出願締切2024年10月15日(火)〜10月21日(月)(消印有効)
二次試験実施日2024年11月9日(土)
二次試験合格発表2024年11月18日 10:00
入学手続期間2025年1月14日(火)〜1月22日(水)


上智大学の公募推薦が10月、立教大学が9月中旬、主要国公立大学などが10月以降の出願締切なことに対して、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験では9月25日と非常に早いタイミングで出願が締め切られます。

そのため、夏休みが終わる頃にやっと、書類が仕上がっているような状態のようでは、かなり綱渡なギリギリの受験を強いられます。また、一次の書類試験の突破から、間髪入れずに二次試験が行われます。一次に受かってから二次試験の対策をしよう、と考えているようでは合格はさらに難しくなります。

入試日程等の関係から、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験を受験する多くの受験生が日東駒専などを滑り止めにして受験する場合が多い傾向にあります。

総合型入試において、併願が可能で、特に人気がある大学には青山学院大学、立教大学、中央大学などが挙げられます。その他明治大学や法政大学では、受験先の学部や受験方法によって、併願か専願かが分かれ、国公立大学や学校推薦型選抜だとほとんどが専願による受験です。

②倍率

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験では、現象数理学科へ3名、先端メディアサイエンス学科へ5名と非常に少ない人数を募集しています。

自己推薦特別入学試験における総合数理学部の倍率の推移をそれぞれみていきましょう。

年度現象数理学科の倍率先端メディアサイエンス学科の倍率
2023年度2.0倍5.7倍
2022年度2.0倍3.1倍
2021年度2.6倍5.3倍

各年度をみてみると、概ね現象数理学科は2倍、先端メディアサイエンス学科は4倍前後に落ち着いています。

総合型選抜という新しい入試形式の普及や、一般選抜での合格が難しくなっていることがあり、各大学の総合型選抜では、倍率が上がりつつあるなかで、概ね一定的な数値で推移しているということは、

その他の大学と比較しても、平均的な倍率になります。この程度の倍率であれば、併願校を3〜5校程度、類似する偏差値帯から選んでおけば、浪人や一般入試まで持ち越し受験のリスクは避けられる傾向にあります。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。


③試験内容

学部1次試験2次試験
現象数理学科エントリーシート、数学又は理科に関する活動歴(該当者)数学の学力考査、口頭試問
先端メディアサイエンス学科エントリーシート(自身で作成したコンピュータプログラムの説明含む)、実用数学技能検定(2級以上)(該当者)数学確認テスト、プレゼン、口頭試問

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科推薦型選抜には受験方法が自己推薦特別入学試験の一つしかありません。他の大学の推薦入試においては、複数の受験方法が設定されている場合もありますが、明治大学では自身に合った試験方式を選ぶ必要はありません。

その試験は、調査書、エントリーシート、該当者のみ提出書類(活動歴や実用数学技能検定)、学科試問および口頭試問つによって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。

大きく分けると

  • 書類審査
  • 学科試問
  • 口頭試問

つに分けられます。

一次試験に受からなければ、次の試験に進むことができないため、出願者全員が1次試験内容の段階でハイクオリティな書類を用意しておく必要があります。評定平均やエントリーシートのスコアが悪い場合、最初から足ぎりにあう可能性もあります。

また、一次合格を達成できた場合でも慢心せず、3つの考慮要素の全てを丁寧に引き続き対策する必要もあります。面接やディスカッションなどの「直接受験生と対峙する場所」で面接官たちは受験生の真価を見極めようとします。一次試験段階で、書類を代筆してもらうことや、嘘や誇張を書くなどをしていると、勿論、二次試験で不合格になります。同時に、書類の準備にかかりきりで、学力試験の対策を一次合格後にやっと始めた、なんてことも同様に危険です。多くの学習塾が、一次試験段階までに小論文を重要視しない傾向にありますが、実は早期からの小論文対策が重要です。

小論文の対策方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

④出願条件

明治大学の主な受験条件受験の条件
2025年3月に日本の教育制度に基づく高等学校を卒業見込みの者で、明治大学を第一志望とし、出願学科への入学を確約できる者。現象数理学科の出願資格「数学の評定が4.0以上、かつ理科の評定が3.8以上」+「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cに該当する科目を履修している」もしくは、在学中に学業成績以外で、数学または理科に関する優れた活動経歴があること。例:数学検定準一級以上合格、国際科学技術コンテストの予選や本選への出場、高校での履修範囲を超えた成果物など先端メディアサイエンス学科の出願資格「独自に考えたコンピュータプログラムを作成したことがある」+「第三者にその内容を説明できる」

出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均や自身の作成プログラムを確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。帰国子女入試の場合には、細かな海外在住歴を問われたり、国際バカロレアを活用した試験には別途スコアが必要なるケースもあります。

先端メディアサイエンス学科では、出願資格として、独自に考えたコンピュータプログラムが定められています。1次試験のエントリーシートで必要な項目であり、また2次試験においても自身のコンピュータプログラムのプレゼンテーションが求められることから、この条件の重要度の高さがわかります。他の学部と比較した際に、比較的高い難易度の試験と言えるでしょう。

明治大学をはじめとして、総合型選抜・推薦入試での大学合格目指しているあなたが、現在高校3年生である評定が4/5以上とれるかわからない特別な課外活動や実績などがない大学で学びたい具体的な科目を5個以上調べ終わっていない大学で所属したいゼミと教授の氏名が今すぐに答えられないこの中で1つでも当てはまる項目があれば、今すぐにでも対策を始めるべきサインです

総合型選抜先端メディアサイエンス学科に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を4つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

2:明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験で最短で合格するための対策方

ここでは、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験で合格するために必要な対策方法を先ほどの

  • 書類審査
  • 学科試問
  • 口頭試問

つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。

①書類審査

明治大学・総合数理学部の自己推薦特別入学試験では、書類審査として

(1) 調査書
(2) エントリーシート
(3) 該当者のみ提出書類

の3つの課題を課しています。

(1) 調査書について

まず、「調査書」についてです。

先端メディアサイエンス学科は調査書の条件を定めていないため、どのような評価でも受験可能です。しかし、足切りの可能性を低くするためにもなるべく良い評価をとっておくように、気を抜かないようにしましょう。

(2) エントリーシートについて

次に、「エントリーシート」についてです。

3つのテーマについてPDFファイルに変換した書類をWEBで提出する必要があります。1つ目のテーマは「先端メディアサイエンス学科で学びたいこと、及び学びたいことと提出作品との関連(A4・1枚以内)」とあり、志望理由が求められています。

2つ目は「作成したコンピュータプログラムの動作についての概要(200字以内)」と、3つ目は「作成した制作物(プログラム)の説明(図版等を用いて自由に作成)」が必須の提出書類であり、任意で「作成したコンピュータプログラムのソースコード」や「1分以内の説明動画」を提出することが可能です。

1つ目のテーマに関しては、特定課題の中では書きやすいものと言えます。自身の夢や希望、また学科で学ぶことのできる内容を把握したうえで、それらがつながるように組み合わせて書きましょう。

2つ目と3つ目のテーマは、自身のコンピュータプログラムを他者に伝える能力を問われるものです。限られた文字数のなかでそれを的確に伝えることができるよう、何度も修正し、はじめての人にも内容が分かりやすい文になっているかを常に意識しましょう。自身だけでなく周りの人や、プロの目線から客観的にみてもらうことも大切です。

任意提出書類は、1つ目・2つ目・3つ目のテーマの内容フォローになっていることを意識しながら、提出できる書類の内容やファイル形式が細かく定められているので、規定通りのものであることをダブルチェックするようにしましょう。

(3) 該当者のみ提出書類

最後に、先端メディアサイエンス学科の「該当者のみ提出書類」は、「実用数学技能検定(2級以上)の合格証の写し」になります。

該当する資格のある人は、高校数学について十分な基礎知識があるとみなされ、二次試験で数学確認テストを免除することができます。2級以上の実用数学技能検定を持っている人は、提出を忘れないようにしましょう。

②学科試問の対策方法

先端メディアサイエンス学科では「数学確認テスト(60分)」の学力試問があります。

アドミッションポリシーにある通り、数学や理科の基礎学力や論理的思考能力を持ち合わせた人を明治大学の総合数理学部は求めているため、この学力試問で高得点を取ることが合格への鍵となるでしょう。

この学力試問の対策として次の3つの方法を紹介します。

(1) なるべく早めに数Ⅲ対策をする。
(2) 一般入試と同じ対策をする。
(3) 過去問を入手して繰り返し解く。

最近では赤本に公募推薦の過去問が乗るようになったりなど、過去のデータも豊富なだけでなく、専門塾などで独自の問題が作られていることが多くあります。

また、大学に問い合わせることで過去問も入手できるので、繰り返し過去問を解いて学力を上げていきましょう。

先端メディアサイエンス学科では数Bは「数列」、数Cは「ベクトル」についての基礎知識があるかの確認テストが行われるとの記載があるため、一般入試と同じように高校数学をしっかり対策することが求められます。

③口頭試問の対策方法

明治大学の自己推薦特別入学試験で行われる面接は、提出書類の内容に沿った質問が中心となる一般的な面接です。様々な提出書類が求められ、提出書類が出来次第すぐに面接の練習に入ることがおすすめです。

中でも先端メディアサイエンス学科は、自身が制作したコンピュータプログラムのプレゼンテーションもあるので、しっかり準備をして臨みましょう。

具体的には、

(1) 相手に実際に書類を見てもらいながら、面接練習を何度もする。
(2) 面接官の深堀りにも対応できるように書類内容の理解を深め、発言できるようにする。

(1) については、実際に行われるような状態で何度も練習することで、自身が書類で何について書き、それをどのように説明すればいいかを頭のなかで整理することができます。

同じ質問で練習するのではなく、多くの人に面接練習をしてもらい様々な人からフィードバックを受けましょう。

(2)について、大学の教授は課題で書かれている内容や意見について本当に理解しているかを確かめるために、書かれている内容以上のことを聞いてくる可能性があります。知識として身につけるだけでなく、そのコードの必要性や仕組みなどを理解し、書類内容以上のことを答えられるよう意識しましょう。

先端メディアサイエンス学科の口頭試問では、実演や動画などを用いた動作の説明が可能です。この際に使える機材は「液晶プロジェクター(WXGA解像度、HDMI端子、VGA端子及びコンポジット入力)」と「スピーカー(ステレオミニピンジャック)」であり、インターネット環境の提供はないですが、ソースコード及びノートPCの持ち込みも可能なので、これらの環境で十分に魅力的なプレゼンをできるような準備もしておくようしましょう。

3:まとめ

今回の記事では大まかに

自己推薦特別入学試験明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験で最短で合格するための対策方法

の2点について、ご紹介しました。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

また、今回お伝えしたノウハウは、あくまでも明治大学・総合数理学部・先端メディアサイエンス学科自己推薦特別入学試験で最短で合格するための対策方法であって、確実な合格方法とは、また異なるものです。最短での合格方法や、コスパ・タイパの良い受験を追い求めることは悪いことではありませんが、同時にリスクも伴います。

Blue Academyではそんな明治大学総合型選抜への対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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