総合型選抜(AO入試)専門対策塾 Blue Academyとは?
みなさんこんにちは!こちらの記事は、総合型選抜専門対策塾Blue Academyからお送りしています!
Blue Academyは、フルリモートで総合型選抜対策を専門に行う塾です。生徒一人ひとりの個性や目標に合わせ、自己推薦書の作成から面接対策、学力強化まで、総合的なサポートを提供します。オンラインだからこそ、時間や場所を問わずに専門講師と対話し、最新の入試情報や対策を最適な形で取り入れることが可能です。受講生の進路実現を支援し、学びの喜びを引き出すためのサポートを、全国どこからでもお届けします!
本記事では、受験において重要になってくる倍率に焦点を置いて、一般入試よりも低い倍率(=競争が激しくない)の大学学部を紹介していきます。そして、そんな倍率の低い学校を受験する上でのポイントなども解説していきます。
受験をするにあたって、皆さんがまず決めなければならないのは、受験方式です。
一般受験で合格を目指すのか、それとも総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って合格を目指すのか。この選択があなたの未来を大きく左右することになるといっても過言ではありません。
受験を賢く攻略したい!
そう考えていらっしゃる方は必ず目を通すべき内容になっております。
ぜひ最後までご覧ください!
Blue Academyが総合型選抜(AO入試)での受験をおすすめする理由
Blue Academyは、大学入試に総合型選抜で受験で挑戦することを強くおすすめしています!
総合型選抜では試験の成績だけではなく、志望理由や将来のビジョン、課外活動の実績といった多角的な評価が行われるため、個人の多様な力を評価してもらいやすいという特徴があります。これにより、自分の強みや個性をアピールしやすく、試験だけで測れない可能性を見てもらうことができるのです!
また、総合型選抜では、自己アピールの機会が豊富にあるため、面接や小論文といった試験を通じて自分の考えや価値観を伝えることができます。これは、将来の目標に向けて主体的に努力してきたことや、独自の視点を持っていることをアピールする絶好の機会です。加えて、総合型選抜の出願は一般選抜よりも早い時期に行われるため、早めに進路が決まり、その後の学習や準備に専念できるという利点もあります。
総合型選抜は、単に学力試験だけでなく、自身の経験や意欲を評価してもらいたい方にとって理想的な選抜方法です。自分の強みや個性を生かして合格を目指したい方は、ぜひ総合型選抜の受験を検討してみてください!
Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。
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結論!総合型選抜で倍率が1/3以下の大学!
ここでは、総合型選抜の倍率が一般選抜の1/3以下の大学・学部を紹介します。
各大学・学部における、一般選抜と総合型選抜の倍率と併せて、出願資格、試験日程、試験内容など詳細に記載しておりますので、ぜひご活用ください。
①早稲田大学
(1) 先進理工学部 特別入試/化学グランプリ
早稲田大学 先進理工学部では、一般入試の他に化学グランプリ入試という方式があります。
倍率は一般入試の3.5倍に対し、化学グランプリ入試は1倍と、1/3以下の倍率となっています。
この方式では、一般入試とは異なり、「全国高校化学グランプリ」において優秀な成績を収めた受験生が利用することのできる方式となっています。
具体的な出願資格の内容としては、
a. 過去の「全国化学オリンピック」一次選考において、上位10%以内の成績を収めた者。ただし、「2020年以降にオンライン試験で実施された化学グランプリの一次選考」の結果は、受付不可とする。 b. 2020年以降で、一次選考をオンライン試験とした化学グランプリの二次選考において、大賞、金賞、銀賞、銅賞のいずれかを受賞した者。
とされています。
また、提出書類として、
a.「全国高校化学グランプリ」一次選考の成績を示すもの(コピー不可、原本提出)、ただし、オンライン試験で実施された回の成績は受付不可。 b.一次選考がオンライン試験となった実施回の「全国化学グランプリ」二次選考において、大賞、金賞、銀賞、銅賞のいずれかを受賞したことを証するもの(表彰状のコピー可)
が指定されています。
また、出願期間、選考日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年9月26日(木)~10月3日(木) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 11月7日(木) |
第二次選考日 | 11月23日(土) |
第二次選考合格者発表 | 12月5日(木) |
入学手続期間 | 12月5日(木)~12月17日(火) |
続いて、選考方法についてです。
第一次選考では、書類選考が行われます。
化学グランプリ入試では、志願票、志望理由書(2000字)、当該入試の出願資格を証する書面の提出が必要です。
第二次選考では、学科別面接試験により合否が判定されます。
多くの総合型選抜入試では、面接の他に小論文、口頭試問などが課されますが、化学グランプリ入試では面接のみとなっており、比較的二次選考の労力は少なく済みます。
しかしながら、この入試では化学オリンピックで好成績を残したことが出願条件であり、こちらの条件が非常に難易度が高くなっています。
化学オリンピックに出場した過去のある方、または、出場しようと考えている方は、先進理工学部の化学グランプリ入試を受験することを強く推奨します。
(2) 人間科学部 FACT選抜入試
早稲田大学人間科学部では、一般入試の他に、地域探求・特別入試、FACT選抜入試の二つの受験方式があります。今回はその一つである、FACT選抜入試についてご紹介します。
FACT選抜入試の倍率は、一般選抜の3.6倍に対し、1.2倍であり1/3となっています。
FACT選抜入試とは、早稲田大学人間科学部での学習を開始するにあたって、入学者に期待される「5つの力」を総合的に評価するための独自の選抜方式です。
ここでの5つの力とは、
対話の力 Communication 論理の力 Logic 表現の力 Expression 分析の力 Analysis 省察の力 Reflection
とされています。
この総合型選抜では、現代社会の諸問題に対する“人間科学的ソリューション”を提供するために必要と考えられる“5つの力”(=クリアにする力)の萌芽を、出願書類(事前課題を含む)、論述試験、面接試験を通じて総合的に評価します。
出願日程については下記の通りです。
出願期間 | 2024年9月1日(日)~9月9日(月) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 9月27日(金) |
第二次選考日 | 10月12日(土) |
第二次選考合格者発表 | 11月1日(金) |
入学手続期間 | 2025年3月13日(木) |
FACT選抜入試では、出願締め切りが9月9日、二次選考が10月12日と、他の総合型選抜と比較しても非常に早くなっています。
そのため、提出書類、面接対策など、早期の段階からスタートする必要があるでしょう。
提出書類に関しては、入学志願票、写真票、志望理由書、外国語資格、検定のスコアシート、事前課題、調査書の提出が求められます。
志望理由書について、こちらは二点あり、一つが「入学後のライフデザイン」、もう一つが「志望理由」となっています。
「入学後のライフデザイン」では、人間科学部に入学した後の正課授業履修や、課外活動(サークル活動等を含む)の計画・ビジョンを、第三者に伝わるように文章や図表を複合的に用い、説明する必要があります。履修について示す際は、具体的な科目名と関連付けて記述することが必要です。
また、「志望理由」には選択した学科を志望する具体的な理由、人間科学部で研究したいこと、将来(卒業後)の抱負を内容に盛り込むことが指定されています。
文字数は1200字以上1500字以内と決められているので、字数の許す範囲で自身の考えを具体的に記述しましょう。
事前課題については、提示されたテーマに関するレポートの提出が必要になります。
大学は、この事前課題を課す狙いとして、
従来型の試験制度では評価することが難しかった能力でありながら、当学部が入学者に強く期待する能力である「生じている事象を主観や先入観、思い込みにとらわれずに鋭敏に知覚する力、そして、それを客観的なデータに落とし込む力」について重点的に確かめるため
と述べています。
そうした理由から、この事前課題では何らかの現象を観察することが課せられます。
そして、この観察の課程をいかに丁寧に扱うかが、この事前課題の成否を分ける重要なカギとなることが予想されます。
②上智大学 バカロレア入試
ここでは、上智大学のバカロレア入試について説明していきます。
上智大学では、一般選抜の他にバカロレア入試制度を導入しています。
国際バカロレア(International Baccalaureate/IB)入試では、国内外から多様な人材を受け入れるため、IB Diplomaを取得済み、もしくは取得見込みの者を対象として主体的に学ぶための知識や思考力、明確な目標を持って学ぶ意欲、語学力を含むコミュニケーション能力などを重視して入学者を選抜します。
バカロレア入試は、総合人間科学部、法学部、経済学部、外国語学部、総合グローバル学部、理工学部と、多くの学部で採用されています。
この中でも、外国語学部において、バカロレア入試の倍率が低い傾向にあり、英語学科とフランス語学科では両学部ともに、一般選抜の3.1倍に対して、1倍と、非常に低い倍率となっています。
なぜこれまでに低い倍率なのでしょうか。
それは、この入試制度の特殊性にあると考えられます。
この制度では出願条件として、日本におけるIB認定校で、学校教育法第1条に規定されている高等学校の出身者または卒業見込みの者で、出願時に IB Diplomaを取得済みであることが必須となっています。
IB認定校とは、あまり聞きなじみのない言葉かもしれません。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解しそのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。
現在、日本にはIB認定校は241校ほどあるといわれています。
これは非常に少ない数であり、この希少性がバカロレア入試の倍率が低い大きな要因となっています。
しかしながら、言い方を変えれば、こういった学校があるということを知識として持っていれば、一般入試以外の受験方式の選択肢を広げることができます。
続いて、出願日程です。
出願期間 | 2024年12月16日(月)~1月7日(火) |
書類選考 合格発表 | 1月24日(金) |
入学手続期間 | 1月24日(金)~2月13日(木) |
この入試制度では、面接や小論文が課される二次試験がありません。
書類審査のみでの合否判定となっています。
しかしながら、二次試験がないからと言って油断してはいけません。
書類審査の提出書類として、志願票、IB Diplomaの成績証明書、調査書、志望理由書、課題論文の要約、A4サイズ5枚以内のレポート2つなど、かなり内容の濃いものとなっています。
そのため、早期の段階で準備を始める必要があります。
③東京理科大学 総合型選抜(女子)
ここでは、東京理科大学で導入されている総合型選抜(女子)について説明していきます。
総合型選抜(女子)は、近年、政府や産業界から理工系人材育成を求められる中、特に女性の工系分野への進学を積極的に支援することを目的に実施しています。これにより、この分野により多くの視点や感性を取り入れ、多様な学生が学びあう環境を整備することで、新しい感性のもとでのイノベーション創出を促進します。(東京理科大学 募集要項より抜粋)
倍率としては、一般選抜の倍率が創域理工学部 建築学科で4.5倍、電気電子情報工学科で3.5倍、先進工学部 電子システム工学科で3.2倍なのに対し、総合型選抜では3つの全ての学科でわずか1倍となっています。
出願期間及び試験日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年10月21日(月)~10月29日(火) |
選考日 | 11月17日(日) |
選考結果発表 | 12月6日(金) |
入学手続期間 | 12月6日(金)~12月16日(月) |
建築学部では、小論文試験でスケッチ及び論述といった内容の問題が出題されます。
他大学・学部の総合型選抜試験と比較しても特徴的であり、倍率の低さの要因の一つと考えられます。
④立教大学 経営学部 自由選抜B方式
立教大学では、一般選抜の他に自由選抜方式を導入しています。
自由選抜入試には、A方式とB方式があり、A方式では、スポーツ、文化活動、ボランティアなど課外活動で実績を残した者及び英語資格のスコアが出願資格とされています。
一方、B方式は、国際バカロレアを授与または授与予定であり、英検資格のスコアが基準値以上であることが出願条件とされています。
倍率は、経営学科の一般選抜で4.3倍なのに対し、自由選抜方式B方式では1倍と、1/4以下の低倍率となっています。
出願期間及び試験日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年9月12日(木)~9月18日(水) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 10 月28日(月) |
第二次選考日 | 11月16日(土) |
第二次選考合格者発表 | 12月2日(月) |
第一次入学手続締め切り日 | 2024年12月9日(月) |
第二次入学手続き期間 | 2025年1月20日(月)~2月5日(水) |
試験内容としては、一次選考が書類審査、二次選考が小論文と面接試験となっており、一般的な総合型選抜と同様の形式となっています。
書類審査では、志望理由書や、活動報告書の提出が必要となります。出願締め切り日が、9月18日と比較的早期の締め切りとなるので、予め余裕を持って準備を進めていくことが必要です。
二次選考の小論文試験では、論文作成のための素材や枠がある程度与えられ、独創的発想・問題理解力・論理的構成力・文章表現力・知的素養などを評価されます。
また、面接試験においても同様な能力が求められるため、上記の5つの評価対象を意識した実践的な面接練習を繰り返す必要があります。
⑤法政大学
(1) 現代福祉学部 グローバル体験公募推薦入試
法政大学では、総合型選抜試験の一つとして、グローバル体験公募推薦入試を導入しています。
グローバル体験公募推薦入学試験制度については、海外高校への留学体験を有する有能な 高校生のため、学力試験だけでは評価できない能力、経験および意欲を評価する入試を実施 します。
文学部、経営学部、現代福祉学部、キャリアデザイン学部で導入されており、現代福祉学部では、一般選抜の倍率3.2倍に対し、グローバル体験公募推薦入試では、1倍と1/3の倍率となっています。
出願期間及び試験日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年9月24日(火)~10月4日(金) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 10月31日(木) |
第二次選考日 | 11月10日(日) |
第二次選考合格者発表 | 11月19日(火) |
入学手続締め切り日 | 2024年11月26日(火) |
出願資格として、高校在学中に海外への留学を連続で半年以上経験した者という条件があり、この条件を満たすことが困難なことが、低倍率の原因と考えられます。
出願書類は、調査書や志望理由書となっています。
二次選考では、小論文試験と面接試験が課される一般的な試験となります。
また、試験の対策法に関して、Blue Academyでは帰国生入試やバカロレア入試に関する記事を多数用意していますので、そちらの記事もご覧ください。
(2) キャリアデザイン学部 公募推薦(商業学科等)
法政大学キャリアデザイン学部では、公募推薦入試として、商業学科等を置く高等学校からの推薦制度を導入しています。
倍率に関して、一般選抜の6.4倍に対し、商業学科等公募推薦は2倍となっています。
このような低い倍率となっている要因として、出願資格が挙げられます。
商業学科等公募推薦の主な出願資格は下記の通りになります。
(1) 商業に関する科目を設置している高等学校または中等教育学校を2024年4月から2025年3月ま でに卒業見込みで、本人をよく知る者の推薦を受けた者。 (2) 高等学校もしくは中等教育学校後期課程(前期課程は含まない)3年1学期(前・後期制の場合は 前期)までの調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上、および英語・数学・国語のいずれか1教 科の学習成績の状況が4.2以上である者。 (3) (公財)全国商業高等学校協会主催の各種検定試験(ビジネス計算(旧:珠算・電卓)、簿記、ビジ ネス文書、情報処理、商業経済)で1級合格科目が2科目以上である者。 ※出願には「1級合格証書」が必要となり、「科目合格証書」や「部門合格証書」では出願できません。 (4) (公財)全国商業高等学校主催の英語検定試験で1級に合格している者、または、(公財)日本英 語検定協会主催の実用英語技能検定で準2級以上に合格している者。 (5) 本学部を第一志望とし、合格した場合は入学を確約できる者。
上記の通り、商業学科等公募推薦では、出願資格にいくつかの資格基準を設けています。
まず、在学の高等学校に商業に関する学科が設置されていることが必須条件となっています。
加えて、商業検定、英語検定において基準以上の資格を取得する必要があります。
出願期間及び試験日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年10月1日(火)~10月11日(金) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 11月9日(土) |
第二次選考日 | 11月17日(日) |
第二次選考合格者発表 | 11月26日(火) |
入学手続期間締め切り日 | 2024年12月3日(火) |
続いては選考方法について、一次選考は書類選考、二次選考では面接試験が課されます。
書類選考に関しては、調査書や志望理由書など一般的な提出書類となっています。
二次選考に関しては、面接試験のみとなっており、小論文試験がないのが特徴です。
小論文試験が苦手な方や、あまり多くの時間が割けない方には、非常にコスパの良い入試方式だと言えます。
(3) 情報科学部 公募推薦入試
情報科学部では、一般選抜の他、公募推薦入試を導入しています。
倍率は、一般選抜入試の5.7倍に対し、1.7倍と低い倍率となっています。
情報科学部では、2年次からコース制を採っており、学科にかかわらず自由度の高いカリキュラムとなっています。
出願期間及び試験日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年10月8日(火)~10月18日(金) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 11月15日(金) |
第二次選考日 | 11月24日(日) |
第二次選考合格者発表 | 12月10日(火) |
入学手続締め切り日 | 2024年12月17日(火) |
また、情報科学部には、コンピュータ科学科とディジタルメディア学科の二つの学科があり、出願の際、第一希望と第二希望を選択する必要があります。
試験内容に関しては、一次選考は書類審査、二次選考は面接及び筆記試験が課されます。
書類審査については、調査書や志望理由書等から判断される一般的な選考となっていますが、二次選考については面接及び数学の筆記試験が課されます。小論文試験ではなく学科の記述試験が課されるのは稀であり、小論文試験に苦手意識を持っている方や対策に時間が割けない方は、受験することをお勧めします。
④学習院大学 学校推薦型選抜/公募制
学習院大学では、学校推薦型選抜入試が導入されています。
指定校制と公募制がありますが、今回は公募制についてご紹介します。
倍率に関して、法学部 政治学科、国際社会科学部において、それぞれ一般選抜の倍率が3.3倍、4.8倍に対して、学校推薦型選抜の倍率は、それぞれ1倍、1.6倍と、非常に低い倍率となっています。
出願期間及び試験日の日程は以下のようになっています。
出願期間 | 2024年11月1日(金)~11月6日(水) |
第一次選考(書類選考)合格者発表 | 11月22日(金) |
第二次選考日 | 12月7日(土) |
第二次選考合格者発表 | 12月13日(金) |
入学手続締め切り日 | 2025年1月9日(木) |
出願締め切り日が11月6日と、他大学と比較すると出願期間が遅いですが、後回しせず早期の段階から準備を始めましょう。
続いて、入学試験について説明していきます。
法学部では、一次選考は書類審査、最終選考では面接試験及び筆記試験が課されます。
書類審査では、調査書、英語資格のスコア証明書、志望理由書、活動報告書等の提出が必要になります。
最終選考の筆記試験については、英語問題と論述問題の二つが課されます。二つの試験では、主に論理的思考力と表現能力が評価され、大学における学修にふさわしい人物であるかが見られます。
面接試験では、学習意欲、社会問題への関心の高さ、理解力、表現力等が評価されます。
各試験の対策法については、学部ごとに記事を用意していますので、そちらをご覧ください。
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なんで総合型選抜は倍率が低くなりがちなのか
以上で紹介したように、総合型選抜における倍率は一般入試の倍率よりも低くなることが多いです。
では、なぜ総合型選抜の倍率が、一般入試に比べて低くなりがちなのでしょうか?
主に以下の2つの理由があります。
①出願資格が厳しい
総合型選抜を受験するためには、その学部学科が設けている出願資格を満たすことが求められます。
一般入試の場合は、基本的に受験料を支払えば誰でも受験することができます。国公立大学においては、まず共通テストで良い点数を取る必要はありますが、それ以外の要件は存在しません。
総合型選抜における出願資格とは、評定平均や英語資格などのことです。
例えば上智大学法学部国際関係法学科の公募推薦入試であれば、評定平均は4.0以上、英語資格としては英検準1級レベル取得が求められます。
周りの友達を見てみてください。
定期テストを毎回頑張って評定平均がすごい高い人、英検準1級に受かっている人、そんなに多くいませんよね。(英検2級等であれば割と周りにいるかもですが)
全国的に見ると、あなたが思っているよりも総合型選抜で必要とされる出願資格を満たしているスペックの高校生は多くいないのです!
それこそ、どんなに勉強ができるエリート高校の学生であっても英検を持っていないと受験できない、成績が低ければ受験ができないのです。
一般入試であれば、そのような人も受験をすることができるため、受験者数の母数が増えるとともに、より厳しい戦いを強いられる可能性が高まってしまうのです。
②受験生が学部学科をしっかり選んで受験をしている
一般入試の場合、志望校に合格することだけにフォーカスを置いてしまう受験生が多く存在します。それ故に、進学する学部はどこでも良いと考え、志望校の全ての学部に出願をするといった形で受験をする人が多く存在します。
このような受験スタイルが一般入試においては当たり前のように行われているため、学部学科のそれぞれの「倍率」の数字が無駄に高くなってしまっているのです。
例えば慶應義塾大学に入りたい受験生は、商学部を第一志望としていても、慶應義塾大学に入るためにあまり興味のない法学部や経済学部、文学部やSFCと他の学部学科も受験をします。
他方、総合型選抜においては、このような戦い方をとる受験生はごく稀です。なぜなら、そのような戦い方(=受験の仕方)をしても落ちるだけであり、出願書類作成の時間が無駄だからです。
総合型選抜におけるメジャーな戦い方は、本当に行きたい学部学科だけを受験するというスタイルです。大学のレベルを調整して合格を担保するといった戦略はよく取られますが、関係のない学部学科を併願して無理矢理でもその大学に入学をするといったことをする受験生は少ないです。
学部学科が違っても、試験日が同じであることがほとんどであるため、最も志望する学部学科しか受験をすることができません。それ故に一般入試のような形で併願をすることが難しくなっているのです。
倍率が低い大学・学部を受ける上での注意点
①出願資格が厳しくなりがち
総合型選抜における出願を選ぶ上で、倍率だけを見て受験するか否かを判断するのは危険です。
倍率の低い学部学科の多くは、出願資格が他よりも厳しいケースが多いからです。
つまり、出願資格を自身が満たしているのか、あるいは満たしていないのか、後者であれば何が足りないのか、それを充足させることは可能なのか、しっかりと確認する必要があるのです。
それを怠った状態で出願書類を作るなどの対策をしてしまうと、せっかくの労力と時間が水の泡になってしまいます。
②周りのレベルが高くなりがち
出願資格などの条件が厳しい分、ライバルはそれらを乗り越えた人たちであるため、そのライバルの質も当然高くなります。
例えば国際系の学部学科の総合型選抜であれば、英検準1級を持っていることが当たり前になり、自分の持っている英語資格を強みとして戦うことが不可能となりますし、留学等の国ということになります。
つまり、倍率が低いから受かりやすいという訳では全くないのです!
倍率がどんなに高くても、ライバルの質が低ければそこでトップを取ることは十分に可能だからです。
まとめ
今回の記事では「総合型選抜の倍率が一般選抜の1/3以下の大学<MARCH以上編>」として、
1:結論!総合型選抜で倍率が1/3の大学! 2:なんで総合型選抜は倍率が低くなりがちなのか 3:倍率が低い大学・学部を受ける上での注意点
の3点について、ご紹介しました。
受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは合格は難しいでしょう。
際経験を持っているライバルも必然的に多くなります。
これをシンプルに表すと、
倍率が低い大学学部=出願資格が厳しい大学学部=ライバルの質が高い ⇨厳しい戦い |
受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。
Blue Academyでは今回ご紹介した大学・学部の入試対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。
最後まで本記事を読んでくださった方限定で、有料級特別特典をお渡ししています。Blue Academyの公式LINEを追加して、是非、周囲と差をつける受験対策を一足先にはじめていきましょう!
配布は予告なく、変更・配布中止を行う可能性がございます。
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