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東洋大学から新たな受験方式! 学校推薦入試基礎学力テスト型とは?!

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こちらの記事は、ブルアカ広報担当より、緊急で執筆しております。ぜひ最後までお読みください。

受験生の皆さん!!!!!朗報です!!!!!

皆さんにとって、大学受験はその後の人生を大きく左右する、一大イベントであるかと思われます。
そんな一大イベントである大学受験において、最も重要な選択とは何でしょうか。
文系or理系? 国公立or私立? そんなものではありません。

答えは受験方式です。

ここでの受験方式とは、一般入試で受験をするか、それとも推薦入試で受験をするか、という意味です。

実際のところ、本記事の執筆者である私も、受験生時代にはこの二つの選択肢でかなーり迷いました。

では、二つの受験方式には、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。

一般入試
メリット:日程が被らなければいくらでも併願で出願でき、合格した大学の中から実際に進学する大学を自由に選べる
デメリット:合否結果が出るのが遅い、受験科目が多い等


推薦入試
メリット:合否発表が早く、大学入学にむけての動きが早くとれる(家選び、地方の方であれば運転免許取得等)
一般受験よりも比較的受験科目が少なく済む
デメリット:併願ができないことが多い、試験日が重なるなど、受験校選びの際に取捨選択が必要になってくる

このように、二つの方式では、それぞれメリット・デメリットがあります。

「あぁ。併願できて、合否が早く出て、科目も少ない受験方式とかないのかなぁ」

そう思った画面の前のあなた。ビッグニュースです!!!!

なんと、今年度から、東洋大学から新たな受験方式として、二つの受験方式の良いとこどりである、学校推薦入試基礎学力テスト型が導入されました。


本記事では、東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください!

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

東洋大学では、一般選抜の他に総合型選抜入試という入試方法が用意されています。2024年の現在は経済学部国際観光学部、理工学部らといった学部を総合型選抜を通じて、受験可能です。

総合型選抜は専願での出願となる一方で、今回の記事で紹介している学校推薦入試基礎学力テスト型は併願で複数の学部や学科に出願することができます。

この学校推薦入試基礎学力テスト型は2025年度から始まった新しい入試なため、過去問などのサンプルは少ないですが、書類審査がない上に一般入試よりも少ない科目で受験できるので、合格のチャンスが高まる試験となっています。

しかしながら、総合型選抜と学校推薦入試基礎学力テスト型を両方出願することはできないので気をつけてください。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

1:学校推薦入試基礎学力テスト型で東洋大学に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識

  1. 入試日程
  2. 倍率
  3. 試験内容
  4. 出願条件

4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①入試日程

まず東洋大学学校推薦基礎学力テスト型の入試日程についてです。

出願期間(郵送・消印有効)2024年11月1日(金)〜11月8日(金)
試験日2024年12月1日(日)
合格発表2024年12月10日(火)
入学手続締切日第1次:12月17日(火)第2次:2月28日(金)

総合型選抜・推薦入試での合格枠が多く、受験生からも特に人気のある慶應大学が9月初旬、立教大学が9月中旬などの出願締切なことに対して、出願のタイミングは11月と比較的遅めです。

そのため、長めに準備や対策ができるとも言えますが、一方で、ライバルとなる受験生たちの中には長く対策をしてきている分、高い実力で万全を期していることも想定されます。日程が遅いことを理由に、「遅めの対策で大丈夫!」と考えていては、合格を掴み取ることはできません。

学びたいことや志望理由に書くことが決まっている人は夏までに。大学進学後に志望理由に書くことが決まっていない人は、高校2年生〜高校3年生の春までには、受験対策を始め具体的なアクションをすることをおすすめします。

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京香先生
入試日程等の関係から、東洋大学を受験する多くの受験生が日東駒専などを滑り止めにして受験する場合が多い傾向にあります。
総合型入試において、併願が可能で、特に人気がある大学には青山学院大学、立教大学、中央大学などが挙げられます。その他明治大学や法政大学では、受験先の学部や受験方法によって、併願か専願かが分かれ、国公立大学や学校推薦型選抜だとほとんどが専願による受験です。

②倍率

前述の通り、東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型は2025年度から始まった入試なため、過去の倍率はありません。

そのためここでは、東洋大学の一般入試における倍率の推移をそれぞれみていきましょう。

学部2023年度2022年度2021年度2020年度
文学部2.9倍3.1倍3.6倍4.2倍
経済学部3.1倍3.7倍3.6倍4.0倍
経営学部3.9倍3.9倍4.0倍4.8倍
法学部2.8倍3.4倍3.3倍3.5倍
社会学部3.3倍3.5倍3.9倍4.1倍
国際学部2.7倍2.2倍3.2倍3.7倍
国際観光学部3.0倍2.4倍4.1倍5.3倍
情報連携学部3.1倍4.0倍3.1倍3.5倍
福祉社会デザイン学部2.0倍
健康スポーツ科学部3.3倍
理工学部2.1倍2.7倍2.5倍3.0倍
総合情報学部3.3倍4.7倍4.5倍5.1倍
生命科学部2.6倍2.0倍1.4倍2.1倍
食環境科学部2.7倍3.3倍1.7倍2.3倍

各年度をみてみると、概ね3倍前後に落ち着いています。比較的倍率が低く、安定していると言えるでしょう。

総合型選抜という新しい入試形式の普及や、一般選抜での合格が難しくなっていることがあり、各大学の総合型選抜では、倍率が上がりつつあるため、学校推薦入試基礎学力テスト型も倍率が高く見込まれます。

同じ大学を受けるとしても、学校推薦入試基礎学力テスト型を受験した方がチャンスがありますし、一般と併用することで、受験のチャンスを増やすこともできます。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。


③試験内容

学部試験内容※英語外部試験利用制度
全学部学科学科ごとに指定あるいは選択の2科目の筆記試験以下のような採点方法がある。2教科均等配点型2教科最高得点重視型2教科英語重視型「英語」の試験科目に対して、英語外部試験を利用して得点換算をすることができる。

東洋大学には受験方法が、総合型選抜、学校推薦入試基礎学力テスト型、共通テスト入試など、複数存在します。東洋大学を受験する上で、自身に合った試験方式を選ぶ必要があります。

自身の現状に合わせて有利な受験方式を選ぶ方法は、こちらの記事にて解説をしています。

その試験は、2科目の点数によって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。


④出願条件

東洋大学の主な受験条件受験の条件
2025年3月に日本の教育制度に基づく高等学校を卒業見込みの者で、東洋大学を志望している者。
出願資格「学業、人物ともに優秀で出身学校長が推薦する者。」

出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均と資格の2点を確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。帰国子女入試の場合には、細かな海外在住歴を問われたり、国際バカロレアを活用した試験には別途スコアが必要なるケースもあります。

一つ目の条件では、高等学校長の推薦が必要な公募制推薦入試という形をとっていることから、併願制であり、合格した場合は選択願が可能であるということがわかります。他の大学の条件と異なる場合があるため注意してみておきましょう。

二つ目の条件では、出願資格として、学校長推薦書が必要になります。推薦をもらえるくらい、高校での態度や実績が優秀である者を東洋大学の入学者として求めているということです。受験チャンスを広げるためにも、評定を上げられる努力を怠らないようにしましょう。

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京香先生
東洋大学をはじめとして、総合型選抜・推薦入試での大学合格目指しているあなたが、現在高校3年生である英検で2級以上をまだ取得していない評定が4/5以上とれるかわからない特別な課外活動や実績などがない大学で学びたい具体的な科目を5個以上調べ終わっていない大学で所属したいゼミと教授の氏名が今すぐに答えられないこの中で1つでも当てはまる項目があれば、今すぐにでも対策を始めるべきサインです。

学校推薦入試基礎学力テスト型で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を4つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

2:東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で最短で合格するための対策方法

ここでは、東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で合格するために必要な対策方法と受験メリットをお伝えします。

①対策方法

東洋大学の学校推薦入試基礎学力テスト型では、以下の範囲から試験が出されます。

英語:高校英語
国語:漢文を除く、古典重視
数学:Ⅰ・Ⅱ・A・B・C

学部や学科によって、「英語・国語」の組み合わせか「英語・数学」の組み合わせを選ぶ必要があります。

東洋大学はサンプル問題を出しているので、必ず確認するようにしましょう。

これらの試験の対策として、以下の3つの方法を紹介します。

(1) 英語外部試験利用制度を使う。
(2) 3年生の夏休みが終わるまでに高校範囲の基礎を固め、苦手克服に努める。
(3) 3年生の2学期からはとにかく過去問や予想問題を解く。

(1) 英語外部試験利用制度を使う。

どの学部や学科の受験においても、英語は必ず試験科目に入ってきます。「2科目のみの受験で合格が決まる」新しい入試なことからも倍率が高くなることが予想されるため、英語外部試験利用制度を使って確実に点を取っておくことが合格への近道です。

使用できる英語資格は2022年12月以降に受験したものに限られ、以下のように得点換算されます。

試験名実用英語技能検定(英検)GTEC(4技能版)CBTタイプTEAP(4技能)IELTS(Academic Module)
100点換算2,3041,1903096.0
90点換算2,1501,0632535.5
80点換算1,9809992255.0

英検準一級相当の英語資格を持っていると、「英語」の試験はすでに満点を得ることができ、他の受験者よりも優位になります。

リスクを避け、他の試験科目への対策に時間をかけるためにも、高いレベルの英語資格を持っている人は英語外部試験利用制度を積極的に使うようにしましょう。

(2) 3年生の夏休みが終わるまでに高校範囲の基礎を固め、苦手克服に努める。

早いうちからの基礎固めの対策が必要になります。スケジュールとしては、2年生の終わりまでに高校1・2年生で扱う内容の基礎を固め、高校3年生の春に模擬試験を活用して自分の実力を知っておきましょう。

3年の夏の間に苦手分野の集中特訓と全体的な土台づくりに移行していくことで、試験に向けた準備ができるでしょう。基礎学力テストは高校1・2年生の内容が多く出題されるため、受験生の時だけでなく、早期からの授業の予習・復習の徹底が大切になります。

(3) 3年生の2学期からはとにかく過去問や予想問題を解く。

学校推薦入試基礎学力テスト型は2025年度から始まった入試なため、過去問はありませんが、東洋大学のサンプル問題や共通テストの予想問題集などが参考になるでしょう。

解き方を覚えるだけでなく、限られた時間の中で9割以上の得点を取れるように戦略を考えながら解くなど、多くの問題を解いて実際の試験スタイルに慣れていきましょう。

②受験メリット

最後に、学校推薦入試基礎学力テスト型の受験メリットを3点お伝えします。

(1) 2教科の受験のみで、年内に合格がもらえる。
(2) 他の大学の入試に集中できる。
(3) 書類や評定、面接の必要がない。

(1) 2教科の受験のみで、年内に合格がもらえる。

11月の出願と12月の2教科の受験のみで合否が決まるため、一般入試や共通テストを待たずして早めに合格をもらえます。これは、精神的な安定や受験料のコストカットにつながり、その後の受験スケジュールに余裕を持たせてくれるでしょう。

しかしながら、併願が可能である分、MARCHや早慶を狙う人たちも『学校推薦入試基礎学力テスト型』を利用する可能性が高いです。倍率が高くなる分、満点に近い点数を出す必要が出てくると考えられます。

早めに合格をもらい、その後の受験に余裕を持たせるためにも、高得点が取れるようにしっかり対策をとっておきましょう。

(2) 他の大学の入試に集中できる。

入学手続期間が、12月半ばと2月終わりの2回あるということは、他の私立大学の受験は待ってはくれるが、国立大学の受験は待ってくれないということがわかります。つまり、『学校推薦入試基礎学力テスト型』の合否によって、その後の私立大学の受験戦略を立て直すことができるのです。

『学校推薦入試基礎学力テスト型』は、東洋大学のさらに上を目指すか、滑り止めを多く受験するか、入試の選択肢の幅を決めるチャンスになります。年明けの入試に集中するためにも、受験しておいた方が賢明です。

(3) 書類や評定、面接の必要がない。

学校推薦入試基礎学力テスト型の魅力は、他の総合型選抜入試と比較した際に、事前準備が極端に少なくて済むということです。

志望理由書や自己推薦書、評定平均の足切りや面接、小論文などの事前の準備がないため、比較的低い難易度で受験できます。

面接で言葉が詰まってしまう人や、試験会場での小論文執筆が苦手な人には、適した入試形態となるでしょう。『学校推薦入試基礎学力テスト型』を積極的に受験することで、受験合格のチャンスが広がります。

3:まとめ

今回の記事では「東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で合格するために最短ルート」として、

1:東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
2:東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で最短で合格するための対策方法

点について、ご紹介しました。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

また、今回お伝えしたノウハウは、あくまでも東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型で最短で合格するための対策方法であって、確実な合格方法とは、また異なるものです。最短での合格方法や、コスパ・タイパの良い受験を追い求めることは悪いことではありませんが、同時にリスクも伴います。

Blue Academyではそんな東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型への対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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