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総合型選抜で倍率が低い大学学部 MARCH編

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総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したい!という高校生であれば、一度は受験したい大学が実施する総合型選抜の倍率を検索したことがあるでしょう。

しかし、受験を考えていた大学の倍率が高く、志望校とするのを諦めたことはありませんか?また、同じ大学であっても、受験方法によって倍率が異なり、倍率が低い大学・学部についてよくわかっていない方も多くいるでしょう。

本記事では、総合型選抜で出願するに当たって、総合型選抜で倍率が低い大学・学部学科を大公開します!!

今回の記事では、特にMARCHの大学群に絞って紹介したいと思います!総合型選抜で成功したい方は必見の内容です、ぜひ最後までお読みください!

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

MARCHの大学群では、各校が様々な総合型選抜の受験方法を用意しています。そのため、倍率が低い学部・受験方法について紹介する前に、各大学の総合型における受験方法の概要を紹介します。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

1:MARCH各大学の総合型選抜概要

まず、MARCH各大学別の受験方法と概要を紹介します。

①明治大学

明治大学の総合型選抜は「自己推薦入試」という名で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 理工学部、農学部、経営学部、総合数理学部など
  • 特徴:
    • 学部・学科によって出願条件が異なる
    • 出願条件は緩めな学部が多い
    • 面接や口頭試問を重視する傾向がある
  • 募集人員: 学部全体で約230名程度(2023年度実績)

②青山学院大学

青山学院大学は「自己推薦入試」という名で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部、文学部
  • 特徴:
    • 対象学部の分野への能力を重視
    • プレゼンテーションや課題解決型の選考を取り入れている
    • 志望理由書や活動報告書の提出が必須
  • 募集人員: 学部全体で約220名程度(2023年度実績)

③立教大学

立教大学は「自由選抜入試」という名で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 文学部、経済学部、理学部、観光学部など
  • 特徴:
    • 学部ごとに独自の選考方法を採用
    • 評定条件を定めている学部が多く高校の学習内容を評価する場合が多い
    • 一部の学部では英語能力試験のスコアを活用
  • 募集人員: 学部全体で約500名程度(2023年度実績)

④中央大学

中央大学では「英語運用能力特別入学試験」「高大接続入学試験」「チャレンジ入学試験」など、多くの受験方法が用意されています。

  • 実施学部: 法学部、経済学部、商学部、理工学部など
  • 特徴:
    • 自己推薦型や資格・実績評価型など、複数の方式がある
    • 外国語能力を重視した入試も用意されている
    • 面接や口頭試問を重視する傾向がある。
  • 募集人員: 学部全体で約630名程度(2023年度実績)

⑤法政大学

法政大学は「グローバル体験公募推薦入学試験」「英語外部試験利用自己推薦入学試験」などの名称で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 文学部、経済学部、人間環境学部、グローバル教養学部など
  • 特徴:
    • 学部ごとに独自の選考基準を設定
    • 志望理由書や活動報告書の提出が多い
    • 面接や小論文を重視する傾向がある
    • 一部の学部では英語能力試験のスコアを活用
  • 募集人員: 学部全体で約250名程度(2023年度実績)

2:MARCH各大学の総合型選抜で倍率が低い学部・受験方法一覧

次に、今回の本題であるMARCH群で倍率が低い学部・受験方法を大学別に紹介していきます。この記事で紹介する倍率は全て2023年度の倍率を参考としており、公平に評価しております。

①明治大学

明治大学では、以下の学部・学科で比較的低い倍率が見られます。

  1. 理工学部
    1. 電気電子生命学科: 2.1
    2. 機械工学科: 2.0
    3. 機械情報工学科: 2.0
  2. 農学部
    1. 農学科: 2.1
  3. 総合数理学部
    1. 現象数理学科: 2.0

これらの学部・学科は、明治大学の中でも専門性が高く、特定の適性や興味を持つ学生を求めているため、志願者が絞られる傾向があります。そのため倍率が低い傾向があります。

特に、工学部は、比較的受験に必要な条件が低く設定されており、特別な受験条件もないため狙い目だといえるでしょう。

②青山学院大学

青山学院大学では、以下の学部で比較的低い倍率となっています。

  1. 地球社会共生学部: 2.6

この学部は2015年に新設された比較的新しい学部となっており、学部の名称通り、グローバルな視点や社会的課題への関心、問題解決への意欲を持つ学生を求めています。

募集人数も比較的多く、新設学部のため倍率が低いことから、総合型選抜で青山学院大学への入学を希望する方にとっては必ず注目すべき学部だといえるでしょう。

比較的英語力が必要とされるため条件等には注意しましょう。

③立教大学

立教大学では、以下の学部・学科で低い倍率となっています。

  1. 理学部
    1. 数学科: 2.0
  2. コミュニティ福祉学部
    1. コミュニティ政策学科: 3.4

理系の学部である理学部の倍率が低いだけでなく、文系学部であるコミュニティ福祉学部も比較的倍率が低いことが特徴です。

特に、立教大学の総合型選抜では、学力よりも学業への意欲の部分が重視されるため、対策をすることで、合格率を飛躍的に向上させることができます。

実施される試験内容も学力面以外は、比較的一般的なものとなっているため対策をしっかりと行い合格を目指しましょう!!

④中央大学

中央大学では、以下の学部・学科で低い倍率となっています。

  1. 理工学部
    1. 電気電子情報通信工学科(高大接続自己推薦型): 2.0
    2. 応用化学科(高大接続自己推薦型): 1.3
  2. 国際経営学部
    1. 国際経営学科(高大接続型): 2
  3. 法学部
    1. 法律学科(英語運用能力):2.4

中央大学では、上記の通り様々な受験方法が用意されていますが、それらの受験方法の中でも上記の学部学科が実施している受験方法では、比較的低い倍率となっています。

理系学部である理工学部は他の大学と同様に低めの倍率となっているだけでなく、様々な受験方法が用意されていることもあり、国際系学部法学部も比較的低い倍率となっています。

特に法学部では別の受験方法として、チャレンジ入試なども行われていることから、英語運用能力型の倍率は比較的低くなっています。

中央大学に総合型で入学したいと考えている方は必ずチェックしましょう!

⑤法政大学

法政大学では、以下の学部・学科で低い倍率が見られます。

  1. 経済学部
    1. 現代ビジネス学科(国際バカロレア入試): 1.0
  2. 文学部
    1. 哲学科(国際バカロレア入試): 1.0

法政大学のこれらの学部・学科では『国際バカロレア入試』において非常に低い倍率となっています。

法政大学ではグローバル化に合わせて、学生を募集するために、国際バカロレアの資格や成績を活用した国際バカロレア利用の試験を用意しています。

受験条件は厳しいですが、試験内容は一段階の試験のみで難易度自体は比較的簡単なため、条件を満たしている方は必ずチェックしましょう!

3:総合型選抜において、倍率が低い大学・学部全体での傾向

総合型選抜においては、倍率が低い大学学部全体での傾向として、MARCHに限らず、以下のような傾向が見られます。

  1. 理系学部・学科の倍率が比較的低い
  2. 新設や特色のある学部・学科の倍率が低い傾向にある
  3. 国際系の学部・学科が比較的倍率が低い

これらの学部・学科は、専門性が高かったり、特定の能力や経験を求めていたりするため、志願者が絞られる傾向にあり、条件を満たしていれば受験を考えるべき学部学科だといえるでしょう。

これらの原因以外でも、倍率が低い原因は様々なものが考えられます。この記事に掲載されているもの以外で倍率が低い学部を見つけた場合は、受験条件や選考内容などをしっかりと調査し、原因をみつけてから対策を行うようにしましょう!!

4:総合型選抜で倍率の低い大学・学部を受ける上での注意

ここまでは、総合型選抜で出願するに当たって、倍率が低い大学学部、受験方法を紹介してきました。

上記まとめをみてみると、総合型選抜選抜において倍率が比較的低い大学学部がかなりあることに驚かれた方もいるでしょう。実際に総合型選抜において、倍率が低いことは大きなメリットといえます。

しかし、受験資格を満たしていて、『倍率が低い大学・学部の総合型選抜』を受験する場合でも、油断は禁物です。

『倍率が低い大学・学部の総合型選抜』においては、どこかに倍率が低い原因があり、その原因をしっかりと把握した上で受験対策を行う必要があります。

『ほとんどは受験資格が厳しいことが多いですが、一部は特殊な選考方法などが設けられている場合もあります。』

そのため、『倍率が低い』からといって必ずしも入学が容易というわけではありません。各大学・学部の求める学生像や選考基準をよく確認し、自身の適性や目標に合った選択をすることが重要です。

また、『倍率』は年度によって変動する可能性があるため、最新の情報を確認することをお勧めします。


まとめ

今回の記事では、総合型選抜で英語足切りがない大学・学部を大公開!として、

①MARCH各大学の総合型選抜概要
②MARCH各大学の総合型選抜で倍率が低い学部・受験方法
③総合型選抜において、倍率が低い大学・学部全体での傾向
④総合型選抜で倍率の低い大学・学部を受ける上での注意

4点について、ご紹介しました。

今回お伝えしたのは、総合型選抜で出願するに当たって、『総合型選抜で倍率が低い大学・学部(MARCH)』の情報のみです。

これはあくまでも、この記事を読んでいるあなたが受験する大学、受験方法を選ぶなかでのファーストステップの助けとなる情報にしかすぎず、確実な合格方法とは、また異なるものです。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

Blue Academyでは、上記のようなあなたにあった受験条件の大学・受験方法を紹介、ご提案することは勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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