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総合型選抜で倍率が高い(人気な)大学・学部MARCH編

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総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したい!という高校生であれば、一度は受験したい大学が実施する総合型選抜の倍率を検索したことがあるでしょう。

しかし、受験を考えていた大学の倍率が高く、志望校とするのを諦めたことはありませんか?

また、同じ大学であっても、受験方法によって倍率が異なり、倍率が高い大学・学部についてよくわかっていない方も多くいるでしょう。

本記事では、総合型選抜で出願するに当たって気になる情報のひとつである、総合型選抜で倍率が高く人気な大学・学部学科を大公開します!!

今回の記事は、特にMARCHの大学群に絞って紹介したいと思います!

受験する大学学部の倍率を知ることは、併願校選定などにおいて非常に重要となります。倍率の高い大学学部を挑戦校とし、低い大学学部を安全校として、満遍なく受験することで、負けない受験を成功させることができます。

自分の受けようと考えている大学学部が今回の記事で紹介されていたら、併願校選びを再度行うことを強くおすすめします。

総合型選抜で成功したい方は必見の内容です、ぜひ最後までお読みください!

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

MARCHの大学群では、各校が様々な総合型選抜の受験方法を用意しています。そのため、倍率が高い学部・受験方法について紹介する前に、各大学の総合型における受験方法の概要を紹介します。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

1:倍率が高い、MARCHの学部・受験方法一覧

それでは、早速今回の本題であるMARCH大学群で倍率が高い学部・受験方法を大学別に紹介していきます。この記事で紹介する倍率は全て2023年度の倍率を参考としています。

明治大学

文学部

  • 倍率: 約5
  • 試験の特徴:志望理由書や面接が重視されるため、表現力や論理的な思考力が求められます。文学的な知識や興味があることが有利です。
  • 学部の特徴:明治大学文学部は、学科として「文学科」「史学地史学科」「心理社会学科」の3つに分かれており、それぞれで同大学の他学部と比べて高い倍率となっています。

過去から現在に至るまで展開されてきた人間の営み全般に、様々な角度からの考察を行い、人間そのものの総合的理解を目指している学部です。

一年時から、少人数のゼミ形式で講義がとられており、自身の専門領域について掘り下げていくことのできる学部と言えます。

理工学部・建築学科

  • 倍率: 7
  • 試験の特徴: 明治大学の理工学部では、建築学科を除いた学科が比較的倍率が低いですが、建築学科のみ非常に高い倍率となっています。
  • 学科の特徴:そんな建築学科は、ポリシーとして「建物だけではなく広く環境デザイン分野の最前線や国際的舞台で活躍できる、技術に関する知識や優れたデザイン能力を有する人材、分野横断的な視点を持ち様々な問題に柔軟に対応できる人材、国際感覚に優れた人材を育成」することを挙げており、この人材を目指すことができる環境が人気の原因だともいえるでしょう。

青山学院大学

コミュニティ人間科学部

  • 倍率: 約5.3
  • 試験の特徴: 小論文と面接が行われ、社会的な問題への理解と解決策を考える力が求められます。
  • 学部の特徴:この学部は、地域社会を自律的な行動ができる人びとによって構成される「コミュニティ」にしていくこと、そのために人びとを支援すること、学生自身がそのような人間になっていくことを目標とする学部です。

そのため、地域社会やより広い社会に興味を持ち、問題意識をもっていることが重要となります。

文学部 比較芸術学科

  • 倍率: 約4.9
  • 試験の特徴: 芸術に関する知識や経験を問う面接が実施され、創造性が重視されます。
  • 学科の特徴:比較芸術学科では、伝統的かつ古典的である芸術の美術、音楽、演劇映像という三つのジャンルに関して、比較や作品の鑑賞などを通じて総合的に学習します。

古典的芸術を専門分野に限らず、基礎段階で複合的に学ぶことで、幅広い視点を持ち芸術に対して向き合っていくことが可能となっている学科です。

立教大学

社会学部 社会学科

  • 倍率: 9.4
  • 試験の特徴: 志望理由書と面接が重視され、現代の社会問題に対する理解と分析力が求められます。過去の試験では、自由研究という課題の中で、現代の社会に関するテーマに関する課題が課されています。
  • 学科の特徴:総合型選抜において、社会学科は、5名のみの募集となっておりこれが高倍率の原因となっています。学科では、絶えず変化を続ける社会を対象として、身近な場面から広く国際的社会までをも視点に据え、新たな世界と出会い、分析し、実践的な提言を行う人材となる教育を受けることができます。

社会学部 メディア社会学科

  • 倍率: 9.1
  • 試験の特徴: 一次試験、2次試験共にメディアに関する知識と表現力が問われ、最新のメディア動向に対する理解が求められます。
  • 学科の特徴:学科の名称通り、社会学のなかでもメディアに特化した学科であり、現代社会を形成する上で非常に重要となっているメディアの部門に特化して学習することができるのは大きな特徴だと言えるでしょう。

中央大学

法学部 法律学科(チャレンジ入試)

  • 倍率:7.0
  • 入試の特徴: 法律知識全般に関する知識を問う試験と面接が行われ、論理的思考力と法律知識が重要となる試験が行われています。特に、チャレンジ入試では、「講義理解力試験」というものが行われるため独自の対策が必要となります。
  • 学科の特徴:中央大学の法学部は法律学科、国際企業関係法学科、政治学科という3つの学科に分かれていますが、その中でも「法律学科」は看板学科となっています。他の学科と比較しても、法律の運用能力や法律の世界で求められる論理的な思考能力について主に学びます。

法政大学

法学部 国際政治学科(英語外部試験利用自己推薦)

  • 倍率:5.2
  • 入試の特徴: 2次試験では社会政策に関する知識を問う試験と面接が実施され、政策提案能力が評価されます。
  • 学科の特徴:法学部のなかで唯一総合型選抜を行っている国際政治学科は、法律に興味のある学生のなかでも、「地球規模の課題や世界各地の諸問題の解決に関心と意欲を有している」人材を募集していることから、高い外国語能力が求められています。

地球規模の課題や世界各地の諸問題に対する関心と意欲、さらには学科への志望意志を持っていることをしっかりとアピールしましょう。

2:総合型選抜において、倍率が高い大学・学部全体での傾向

総合型選抜においては、倍率が高い大学・学部全体での傾向として、MARCHに限らず、以下のような傾向が見られます。

  1. 文系学部・学科の倍率が比較的高い
  2. 法学部など、従来からある学部・学科の倍率が高い傾向にある
  3. 出願条件が厳しくない学部・学科の倍率が高い傾向にある

これらの学部・学科は、世の中からの認知度が高かったり、学校の方針で厳しい出願条件が定められていないなど、様々な原因で『倍率』が高くなっていることが考えられます。

これらの原因以外でも、倍率が高い原因は様々なものが考えられます。この記事に掲載されているもの以外で倍率が高い学部を見つけた場合は、受験条件や選考内容などをしっかりと調査し、原因をみつけてから対策を行うようにしましょう!!

3:総合型選抜で倍率の高い大学・学部を受ける上での注意

ここまでは、総合型選抜で出願するに当たって、倍率が高い大学学部、それらの受験方法を紹介してきました。

上記まとめをみてみると、総合型選抜選抜において倍率が比較的高い大学・学部では、10倍などと、かなり高い倍率となっている学部学科があることに驚かれた方もいるでしょう。

実際に、総合型選抜では、同学部の一般選抜と比べて倍率が高めになることが多いです。今回紹介した大学・学部に総合型選抜で行きたいと思っている方は、その倍率の中で合格を勝ち取るために、より多くの対策が必要となります。

対策においては、どこに『倍率が高い』原因があるかを把握し、それを踏まえた上で受験対策を行う必要があります。

そのためには、各大学・学部の求める学生像や選考基準をよく確認し、自身の適性や目標に合った選択をすることが重要となるといえるでしょう。

また、倍率は年度によって変動する可能性があるため、最新の情報を確認することをお勧めします。

4:MARCH各大学別の総合型選抜概要

MARCHの大学群では、各校が様々な総合型選抜の受験方法を用意しています。最後に各大学の総合型における受験方法の概要を紹介します。

最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

明治大学

明治大学の総合型選抜は「自己推薦入試」という名で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 理工学部、農学部、経営学部、総合数理学部など
  • 特徴:
    • 学部・学科によって出願条件が異なる
    • 出願条件は緩めな学部が多い
    • 面接や口頭試問を重視する傾向がある
  • 募集人員: 学部全体で約230名程度(2023年度実績)

青山学院大学

青山学院大学は「自己推薦入試」という名で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部、文学部
  • 特徴:
    • 対象学部の分野への能力を重視
    • プレゼンテーションや課題解決型の選考を取り入れている
    • 志望理由書や活動報告書の提出が必須
  • 募集人員: 学部全体で約220名程度(2023年度実績)

立教大学

立教大学は「自由選抜入試」という名で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 文学部、経済学部、理学部、観光学部など
  • 特徴:
    • 学部ごとに独自の選考方法を採用
    • 評定条件を定めている学部が多く高校の学習内容を評価する場合が多い
    • 一部の学部では英語能力試験のスコアを活用
  • 募集人員: 学部全体で約500名程度(2023年度実績)

中央大学

中央大学では「英語運用能力特別入学試験」「高大接続入学試験」「チャレンジ入学試験」など、多くの受験方法が用意されています。

  • 実施学部: 法学部、経済学部、商学部、理工学部など
  • 特徴:
    • 自己推薦型や資格・実績評価型など、複数の方式がある
    • 外国語能力を重視した入試も用意されている
    • 面接や口頭試問を重視する傾向がある。
  • 募集人員: 学部全体で約630名程度(2023年度実績)

法政大学

法政大学は「グローバル体験公募推薦入学試験」「英語外部試験利用自己推薦入学試験」などの名称で総合型選抜を実施しています。

  • 実施学部: 文学部、経済学部、人間環境学部、グローバル教養学部など
  • 特徴:
    • 学部ごとに独自の選考基準を設定
    • 志望理由書や活動報告書の提出が多い
    • 面接や小論文を重視する傾向がある
    • 一部の学部では英語能力試験のスコアを活用
  • 募集人員: 学部全体で約250名程度(2023年度実績)

5:まとめ

今回の記事では、総合型選抜で英語足切りがない大学・学部を大公開!として、

①MARCH各大学の総合型選抜概要
②MARCH各大学の総合型選抜で倍率が高い学部・受験方法
③総合型選抜において、倍率が高い大学・学部全体での傾向
④総合型選抜で倍率の高い大学・学部を受ける上での注意

4つについて、それぞれ詳しくご紹介しました。

今回お伝えしたのは、総合型選抜で出願するに当たって、総合型選抜で倍率が高い大学・学部(MARCH)の情報のみです。

これはあくまでも、この記事を読んでいるあなたが受験する大学、受験方法を選ぶなかでのファーストステップの助けとなる情報にしかすぎず、確実な合格方法とは、また異なるものです。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

Blue Academyでは、上記のようなあなたにあった受験条件の大学・受験方法を紹介、ご提案することは勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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