早稲田大学人間科学部eスクールに合格した保谷さん
”既存の教育枠に留まらない探求心を持った学び”を行いたい
これは、2024年度入試にて早稲田大学人間科学部eスクールに総合型選抜(AO入試)で合格した保谷さんが志望理由書で記した志です。
保谷さんは従来の日本教育や学校での勉強に悲観的な気持ちを持っていた半面、ベンチャーキャピタルでの働きを活かし、既存の教育では学べない沢山の経験を積みました。そして、将来的に学問の観点を取り入れた事業開発とそれに通ずる徹底したスキルの取得を目指しています。
そのために、大学では仕事と学問の両立ができることを優先し、通信制の早稲田大学人間科学部eスクールを目指したそうです。
そんな保谷さんに、インタビュー形式で今回は早稲田大学人間科学部の受験に関する質問をしていきたいと思います。
合格者のプロフィール
高校から学外での様々な経験を通して、既存の教育枠に留まらない学びを行って来ました。ブルーアカデミーには高校2年生の3月から通っていました!
早稲田大学人間科学部を志望校とした決め手は?
しかし、学問の観点を取り入れた事業を推進し、仕事を行う中で得られるスキルを徹底的に鍛え上げることで、自身の可能性をより広げたいと考えています。
また大学では教育とメタバースについて研究し、並行して自社開発している教育メタバースコンテンツを実用化させたいです。
”既存の教育枠に留まらない探求心を持った学び”を行いたい
早稲田大学eスクールとは?
早稲田大学人間科学部eスクールとは、スクーリングを除くほとんどの課程をeラーニング、つまりオンラインで行う日本初の通信教育課程です。
もちろん、卒業をすれば最終学歴は早稲田大学となります。
2003年に始まり、これまで1600名以上の卒業生を送り出しています。
講義の受講をはじめ、レポート提出や小テスト・質問・議論などすべてインターネットで行われ、大学への通学が難しい方でも自分のペースで卒業を目指すことができます。
学科は「人間環境科学科」「健康福祉科学科」「人間情報科学科」の3学科が設置されています。特徴として学科の垣根が低く、自身の興味関心に応じて他学科の専門科目を制限なく自由に登録できるため、柔軟な学びを行うことが可能です。
早稲田大学人間科学部合格までの保谷さんの歩み
(1) 合格までの課外活動
・ベンチャーキャピタル(F Ventures)でのインターン
・メタバース開発企業(EbuAction)でのインターン
ベンチャーキャピタルで行った業務は受験にかなり活かされたと思います。特にリサーチ業務などを行うことが多かったので、他の受験生にも負けないほどの情報リテラシーを持っていました。
加えて、常に優秀な学生や起業家の方と関わっていたからこそ、自分の視座も自然と高まり、反対に自身の能力のなさも実感したことで人一倍成長できたと感じます。
受験に活きた面では、実際に行っている事業と大学での学びを掛け合わせる形で志望理由書を作成しました。インターンでの業務はビジネスマンとしてのスキルや思考力がかなり向上したと思うので、スタートアップでのインターンは特におすすめです。
面接などにおいても、大人の方との会話で生きる点が多くありました。
(2) 総合型選抜の対策方法
自分が持っている人脈やコミュニティをフル活用しながら、色々な方に話を聞いてもらい、インターン先で知り合った塾講師の方からすすめられ、最終的にBlue Academyに入塾しました。
対策を進めていく中で、アカデミックな内容について学ぶことはとても楽しかったため、継続して熱心に取り組むことができました。
また、当初抱いていた「総合型選抜はコスパが良い」という考えは全く思わなくなったのが心情の変化ですね。活動経験は多少必要であると感じてはいましたが、結局は「その活動経験を大学に進学してどのように活かせるのか」を追及するなど、一般受験とはまた違う苦労が必要でした。
7月中旬から躁鬱になってしまい出願資料の作成が大変でしたが、精神的にも物理的にもサポートしていただきました。はじめに想像していた進路ではありませんでしたが、自分にとって最良の選択だと思える進学先に出会えたので、この塾に入塾できて本当に良かったと思います。
どんなスケジュールで受験対策をしていた?
まず、用意されているカリキュラムを通して、総合型選抜を受験するにあたって必要な日本語力(書く力、読む力、聞く力)、そして自己理解を深めていきました。志望理由書など出願書類を書く際には、学術的な論理展開をする必要があるなど、トレーニングが必要になります。
この力は受験だけではなく、その先の就活や仕事でも活かせる能力になるため、毎回の授業で成長を感じることができて楽しかった記憶があります。
特に自分のためになった授業は、小論文の授業でした。
頭を捻って考える問題は得意でしたが、長文を読んだり自分で書いたりすることには慣れていなかったので、一番成長の幅が広かったと感じています。
小論文は面接や講義力理解試験にも活用ができるので、学ぶコスパも良いと思います。
生徒様それぞれに合わせて、最適なパートナー(担任講師)をセット致します。少しでもBlue Academyについて質問やご意見、また受験ついての不安がありましたらこちらからお問い合わせください。
早稲田大学人間科学部の総合型選抜対策におけるポイントは?
ポイント1 l 自分の経験を言語化する
これまでどんな経験をしてきたのか、思い出ベースで記憶にある方がほとんどだと思います。それらの経験を通してどう感じたのか、どう考えて次にアクションを起こしたのか、等々言語化することで、自分自身について理解することができます。
総合型選抜において合格を掴むためには、単に「これがしたい」とアピールするだけではいけません。「この志を実現するのは、自分でなくてはならない」その理由を教授陣に納得させる必要があります。
自分の経験を言語化することで、そのお題に取り組むべき人間は自分であるというロジックを強くすることができるため、不可欠なことだと感じます。
ポイント2 l 迷ったらとりあえず行動
総合型選抜において、積極的かつ主体的に興味を持ったことに取り組む姿勢が評価されます。多くの受験生の頭を悩ませるのが課外活動のことだと思います。
この活動をしたら合格できるかな?この活動って意味あるかな?などと不安に感じることもあるでしょう。しかし、何も行動しなくては何ひとつとして結果は生まれないのでとりあえず行動しましょう。
様々な活動を経験することで、自分が出願できる大学や学部の幅が広がることもあります。多種多様な経験をすることをポジティブに捉えるようにするべきだと考えます。
一般入試の対策について
総合型選抜対策で身につけた能力は?
2つ目は、論理的な思考力です。総合型選抜において、合格する出願書類を作るには高い論述力と思考力が必要です。面接や口頭試問を突破するには、コミュニケーション力はもちろん、その分野の専門的知識や周辺分野の知識を習得する必要があります。
総合型選抜受験を通し、既存の学校での学びや一般受験の試験勉強などでは身につけることのできなかったような能力を獲得し、自己成長を果たすことができたと自負しています!
まとめ
今回の記事では早稲田大学人間科学部eコースに合格された保谷さんに、気になるあれこれをインタビューしてみました!
どのようなスケジュール感で対策をすべきなのか、総合型選抜で合格を獲得する上で重要なポイントなど、参考になる情報が盛り沢山になっています。
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