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慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考で合格するための最短ルートを大公開!

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慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考で合格するための最短ルートを大公開!

慶應義塾大学文学部に総合型選抜で受かるには?といった記事や動画を良く目にしていませんか?

総合型選抜(旧AO入試)や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は「慶應義塾大学・総合型・受かり方」検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。


本記事では、慶應義塾大学文学部に総合型選抜で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください!

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

慶應義塾大学文学部では、一般選抜の他に自主応募制推薦入試という入試方法が用意されています。まずは、最低限、受験生として把握しておくべき受験詳細や傾向を知りましょう。

1:自主応募制による推薦入学者選考で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識

  1. 入試日程
  2. 倍率
  3. 試験内容
  4. 出願条件

4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①入試日程

まず慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考の入試日程についてです。(2024年度の場合)

出願登録期間(「出願登録(インターネット)」および「入学検定料の支払」)2024年10月15日(火)10:00
~11月5日(火)17:00
出願書類受付期間(「出願書類の郵送」)2024年11月1日(金)
~11月5日(火)
※締切日消印有効(速達・簡易書留)
試験日2024年11月23日(土・祝)
試験結果2024 年 11 月 28 日(木)

総合型選抜・推薦入試での合格枠が多く、受験生からも特に人気のある慶應大学他学部が9月初旬、立教大学が9月中旬などの出願締切なことに対して、文学部出願のタイミングは11月5日(火)※締切日消印有効と比較的遅めです。

そのため、長めに準備や対策ができるとも言えますが、一方で、ライバルとなる受験生たちの中には長く対策をしてきている分、高い実力で万全を期していることも想定されます。日程が遅いことを理由に、「遅めの対策で大丈夫!」と考えていては、合格を掴み取ることはできません。

学びたいことや志望理由に書くことが決まっている人は夏までに。大学進学後に志望理由に書くことが決まっていない人は、高校2年生〜高校3年生の春までには、受験対策を始め具体的なアクションをすることをおすすめします。

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京香先生
入試日程等の関係から、慶應義塾大学の自主応募制による推薦入学者選考を受験する多くの受験生がMARCH、関関同立、日東駒専などを滑り止めにして受験する場合が多い傾向にあります。
総合型入試において、併願が可能で、特に人気がある大学には青山学院大学、立教大学、中央大学などが挙げられます。その他明治大学や法政大学では、受験先の学部や受験方法によって、併願か専願かが分かれ、国公立大学や学校推薦型選抜だとほとんどが専願による受験です。

②倍率

慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考における倍率の推移をそれぞれみていきましょう。

年度倍率
2024年度2.1倍
2023年度2.2倍
2022年度2.8倍
2021年度2.8倍

各年度をみてみると、概ね2倍前後に落ち着いています。総合型選抜という新しい入試形式の普及や、一般選抜での合格が難しくなっていることがあり、各大学の総合型選抜では、倍率が上がりつつあるものの、以前と比べて近年は 2.2倍前後に落ち着いており、この数字はその他の大学と比較しても、平均的な倍率になります。

この程度の倍率であれば、併願校を3〜5校程度、類似する偏差値帯から選んでおけば、浪人や一般入試まで持ち越し受験のリスクは避けられる傾向にあります。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。


③試験内容

学部試験
文学部書類審査、総合考査 I, II

慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考には受験方法が、一つしかありません。他の学部の推薦入試においては、複数の受験方法が設定されている場合もありますが、慶應義塾大学文学部では自身に合った試験方式を選ぶ必要はありません。

その試験は、調査書、評価書、自己推薦書、総合考査Ⅰ、総合考査Ⅱによるつの指標によって総合的に判断し、合否判定を行うというものです。

大きく分けると

  • 書類審査
  • 筆記試験

つに分けられます。

特徴として、1次試験に受からなければ次に進めないといったことがないので、出願者全員が「総合考査Ⅰ」「総合考査Ⅱ」に進むことができることが挙げられます。しかし、総合的な判断のため、上記つ考慮要素のなかで一つでも失敗すると不合格となるリスクは高まります。また、1,2次の対策を同時並行的に行なわなければいけません。

ただ、面接を受けるチャンスが最初から想定できることで、英語資格や評定といった定量的な指標でそこまで良いスコアを保持していない生徒でも、面接で大きく逆転し、合格枠に滑り込めるチャンスがあるとも言えます。書類で最初から選別されず、面接官らに自己PRができる機会を持てることは、あまり提出書類に自信がない生徒にとっては、追い風になる要素です。

しかし、出願書類にも難があれば、勿論、総合的判断に基づいて不合格になる可能性もあります。

④出願条件

慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考の主な受験条件受験の条件慶義塾大学文学部に入学する強い意志を持っている者で、以下の1.2.3.すべての条件を満たし、かつ評価書に、在籍学校長の署名および学校長印を受けることのできる者であれば、だれでも自由に出願できます。
1.本学文学部での勉学を強く志望し、本学文学部を第一志望とし、合格した場合に入学することを確約できる者。

2.以下のA,B,Cのいずれかに該当する者。
A.2025年3月に国内の高等学校もしくは中等教育学校を卒業見込みの者
B.2025年3月に国内の高等専門学校第3学年修了見込みの者。
C.2025年3月に文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程または相当する課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了見込みの者。
ただし,上記A~てについて,在籍する,もしくは在籍した国内の高等学校,中等教育学校,高等専門学校ならびに在外教育施設(以下「国内の高等学校等」という)の修了月がその学校の規定上,上記の3月以外に定められている場合には,2024年4月以降2025年2月までの修了者,修了見込み者も,2025年3月修了見込みの者と同じと見なします。これ以外の者、例えば外国の高等学校を卒業見込みの者、高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定を含む)の合格者および科目合格者は出願できません。

3.高等学校全期間(最終学年の1学期まで、2期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の学習成績の状況」が4.1以上の者。「全体の学習成績の状況」に関しては、中等教育学校、高等専門学校、在外教育施設についても、高等学校と同様とします。ただし、修了月がその学校の規定上、上記の3月以外に定められており、出願時に修了している者については、修了までの成績を基準とします。なお、海外の高等学校から国内の高等学校等へ編入学した場合、または、国内の高等学校等から海外の高等学校へ留学した場合、国内の高等学校等における在学全期間の「全体の学習成績の状況」が4.1以上の者。

出願条件は、一般的な総合型選抜や推薦入試の場合には評定平均と英語資格の2点を確認しておけば、「自分は出願の資格を満たしていなかった、、」と後から困ることはありません。帰国子女入試の場合には、細かな海外在住歴を問われたり、国際バカロレアを活用した試験には別途スコアが必要なるケースもあります。

1つ目の条件では、高等学校長の推薦が必要な公募制推薦という形をとっていることから、専願制であり、合格した場合は必ず進学する必要があるということがわかります。他の大学の条件と異なる場合があるため注意してみておきましょう。

2つ目の条件では、出願資格として、必要な学習成績として評定条件が定められています。慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考では最終学年の1学期まで、2期制の場合は前期まで)の調査書の「全体の学習成績の状況」が4.1以上の者と定められています。

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京香先生
慶義塾大学をはじめとして、総合型選抜・推薦入試での大学合格目指しているあなたが、現在高校3年生である英検で2級以上をまだ取得していない評定が4/5以上とれるかわからない特別な課外活動や実績などがない大学で学びたい具体的な科目を5個以上調べ終わっていない大学で所属したいゼミと教授の氏名が今すぐに答えられないこの中で1つでも当てはまる項目があれば、今すぐにでも対策を始めるべきサインです。

自主応募制による推薦入学者選考で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を4つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

※Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

2:慶應義塾大学文学部の自主応募制による推薦入学者選考で最短で合格するための対策方法

ここでは、慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考で合格するために必要な対策方法を先ほどの

  • 書類審査
  • 筆記試験

つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。

①書類審査

慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考では、書類審査として

(1) 高等学校調査書
(2) 自己推薦書

2つの課題を課しています。

(1) 重要な書類である自己推薦書について

所定のA4サイズの用紙に以下の2つの質問について記述します。

  1. 高等学校で何に力を入れ、どのような成果を上げましたか。具体的に書いてください(資格を取得した場合は、そのことについても触れてください)。また、可能な限り、それらを証明する書類(コピー可)を添付してください。
  2. 文学部をなぜ第一志望としたのですか。また、文学部で何を学び、将来、どのように活かそうと考えていますか。具体的に書いてください。

この自己推薦書は、自分の言葉で自身をアピールする唯一の書類です。

内容は具体的かつ明確に書くことが重要であり、志望理由についても、自分の夢や希望、また文学部で学ぶことのできる内容を把握した上で、それらがつながるように組み合わせて書きましょう。限られた文字数の中でそれを的確に伝えることができるよう、何度も修正し、自分の志望理由が分かりやすい文になっているかを常に意識することが大切です。

(2) 評価書について

所定用紙に在籍学校の担当教員もしくは指導教員等に作成してもらう必要があります。学校長の署名および学校長印が必要となりますので、余裕を持って依頼しましょう。分量はそれほど多くありませんが、作成に時間がかかることも考えられます。

②筆記試験の対策方法

最後に、「総合考査」についての対策方法です。

  1. 総合考査Ⅰ
    制限時間120分の小論文形式で、各種資料に対する理解力、文章構成・表現力、分析力等が考査されます。例年、現代文型の出題と文章読解型小論文の出題があり、課題文は非常に難解です。具体的な対策方法としては、現代文の読解力を高めるために日頃から多くの文章に触れ、分析力を養うことが重要です。入試に向けては、過去問を解きながら、時間内に文章をまとめる練習を繰り返しましょう。
  2. 総合考査Ⅱ
    制限時間60分で、与えられた短めの課題文に関する問いについて320字以上400字以内で解答します。こちらは短時間での考察力と文章力が試されるため、日頃から短い文章を的確にまとめる練習をしておくことが有効です。

総合考査は、慶應義塾大学文学部の自己推薦入試において合否を大きく左右する重要な要素です。

特に総合考査Ⅰでは、現代文の読解力、文章構成力、分析力が試されるため、日常的な読書や文章作成の練習が必要です。総合考査Ⅱでは、短時間での的確な考察力と文章力が求められます。これらの試験は付け焼刃の対策では太刀打ちができません。

普段から新聞記事や新書などの良質な文語に馴染むとともに、素早く論点を把握して自らの論理を展開する練習を徹底的におこなうことが求められます。

なお、慶應義塾大学文革部では書類審査によるスクリーニングが行われません。総合考査で高得点を取ることが合格への鍵となるため、しっかりとした準備と対策を行いましょう。

3:まとめ

今回の記事では慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考で合格するために最短ルート」として、

①文学部自主応募制による推薦入学者選考で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
②慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考で最短で合格するための対策方法

点について、ご紹介しました。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

また、今回お伝えしたノウハウは、あくまでも慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考で最短で合格するための対策方法であって、確実な合格方法とは、また異なるものです。最短での合格方法や、コスパ・タイパの良い受験を追い求めることは悪いことではありませんが、同時にリスクも伴います。

Blue Academyではそんな慶應義塾大学文学部に自主応募制による推薦入学者選考への対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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