
結局、総合型選抜はお金持ちが課金したら合格する入試だ。体験格差を広げるずるい入試だ。推薦は逃げ、将来碌なコトにならない。一世代前の、総合型選抜に関する誤解が根強いと感じる日々です。現代の総合型選抜は「コツコツ勉強と文献研究を頑張った人が、確定で合格できる入試」です。努力できる人に、軍配が上がる入試なんです。
ただ、そんな努力すれば勝てる入試だという「情報」の格差が残っていることは事実。総合型に取り組みたいけれど、短期間で合格するために塾に払う資金はない。そんな学生に向けて、ブルーアカデミーは創業1年目から完全無料で授業を受けることができる奨学生制度があります。
実際に採択されるのは実績あるきの凄い子ばかり、、ではありません。地方の離島から都内に進学を目指す子、シングルマザー家庭で現役時代に大手塾に150万円支払ってしまったが浪人している子。必ずしも社会的に“強い”とは断言できない人生の背景を持った学生たちを、ブルーアカデミーは採択しています。奨学金生が全然宿題をせずに、怒られていることもあります。それでも、大手ほどの資金力はない中でも、絶対にスカラシップを用意しておきたかった。
総合型選抜では、不登校も、両親の介護も、いじめも、ハーフなことも、外国籍なことも、多動症も、全てが強みに変わります。社会が「弱者」とレッテルを貼りたがることが、全て「ペインを知っているあなただからできる研究がある」というきっかけに変わる。だからこそ、弱者性に立脚するでも、強者を肯定するでもなく、フラットな奨学金制度があることが、凄くブルーアカデミーっぽいと思ったのです。
ブルーアカデミーのカリキュラム、めちゃくちゃ良いけど、高いじゃないですか。とある子に言われたことがあります。良いものは高い。安かろう悪かろうより、絶対に良い。ただ、高いその壁をぴょんの乗り越えられるハシゴは、絶対に存在しているべきだ。いつかもっと、ブルーアカデミーが大きくなって、価格の民主化に成功するその日まで。ブルーアカデミーは奨学生制度を続けていこうと思っています。

CLEA.株式会社 代表取締役 /ブルーアカデミー塾長 どんな学生でも逆転合格させる『神の手』名門城星学園幼稚園/小学校から清風南海中学/高等学校に進学。高校時にはニュージランドに単身留学し、飛び級帰国の後、横浜国立大学経営学部に進学。幼稚園/小学校/中学/大学受験を網羅している受験のエキスパート。関西圏の入試事情や帰国生入試にも精通。