早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で受かるには？といった記事や動画を良く目にしていませんか？

総合型選抜（旧AO入試）や推薦入試を使って大学受験で成功したいという高校生であれば、一度は「早稲田大学創造理工学部 早稲田建築AO入試（創成入試）」と検索したことがあるでしょう。ただ、せっかく検索してみても、募集要項のまとめや抜粋などばかりです。本当に志望校合格を目指している学生に寄り添う、有益な情報は多くありません。

本記事では、早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で出願するに当たって知っておくべき情報を全て網羅していきます。合格への最短ルートと題して、具体的な対策方法も、知っていただけますので、是非最後まで最後までお読みください！

Blue Academyでの有料カリキュラムから一部を抜粋してお届けしている内容ですので、公開が予告なく終了する場合があります。

早稲田大学創造理工学部では、一般選抜の他に早稲田建築AO入試（創成入試）入試という入試方法が用意されています。

まずは、最低限、受験生として把握しておくべきえ受験詳細や傾向を知りましょう。

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早稲田建築AO入試（創成入試）で早稲田大学創造理工学部に合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識

1. 入試日程
2. 倍率
3. 試験内容
4. 出願条件

の4点を具体的に解説しつつ、受験生として留意すべき点もお伝えしていきます。

①入試日程

まず、早稲田大学創造理工学部の早稲田建築AO入試（創成入試）の入試日程についてです。

上智大学の公募推薦が10月、立教大学が9月中旬、主要国公立大学などが10月以降の出願締切であることに対して、早稲田大学創造理工学部の早稲田建築AO入試（創成入試）では2024年9月10日（火）と非常に早いタイミングで出願が締め切られます。

そのため、夏休みが終わる頃にやっと、書類が仕上がっているような状態のようでは、かなり綱渡なギリギリの受験を強いられます。また、一次の書類試験の突破から、間髪入れずに二次試験が行われます。一次に受かってから二次試験の対策をしよう、と考えているようでは合格はさらに難しくなります。

②倍率

早稲田大学創造理工学部の早稲田建築AO入試（創成入試）における倍率の推移をそれぞれみていきましょう。

各年度をみてみると、概ね4.5倍前後に落ち着いています。総合型選抜という新しい入試形式の普及や、一般選抜での合格が難しくなっていることがあり、各大学の総合型選抜では、倍率が上がりつつあるなかで、概ね4.5倍で推移しているということは、その他の大学と比較しても、平均的な倍率になります。

この程度の倍率であれば、併願校を3〜5校程度、類似する偏差値帯から選んでおけば、浪人や一般入試まで持ち越し受験のリスクは避けられる傾向にあります。

入試日程や倍率をただの“数字”として捉え、読み流すのではなく、しっかりと受験者動向の把握や自身の受験計画の立案に活かすことが重要です。受験は戦略と対策の開始時期が明暗を分けます。

続いて、試験内容と出願条件を確認していきます。

③試験内容

早稲田大学創造理工学部の早稲田建築AO入試（創成入試）には受験方法が、一つしかありません。他の大学の推薦入試においては、複数の受験方法が設定されている場合もありますが、早稲田大学創造理工学部では自身に合った試験方式を選ぶ必要はありません。

その試験は、大きく分けると

• 書類審査
• 筆記試験
• 面接

の3つに分けられます。

一次試験に受からなければ、次の試験に進むことができないため、出願者全員が一次試験内容の段階でハイクオリティな書類を用意しておく必要があります。評定平均や英語資格のスコアが悪い場合、最初から足ぎりにあう可能性もあります。

また、一次合格を達成できた場合でも慢心せず、3つの考慮要素の全てを丁寧に引き続き対策する必要もあります。面接やディスカッションなどの「直接受験生と対峙する場所」で面接官たちは受験生の真価を見極めようとします。一次試験段階で、書類を代筆してもらうことや、嘘や誇張を書くなどをしていると、勿論、二次試験で不合格になります。同時に、書類の準備にかかりきりで、小論文や学力試験などの対策を一次合格後にやっと始めた、なんてことも同様に危険です。多くの学習塾が、一次試験段階までに小論文を重要視しない傾向にありますが、実は早期からの小論文対策が重要です。

小論文の対策方法については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

④出願条件

早稲田大学創造理工学部の主な受験条件 次のすべてに該当していること。 　（1）創造理工学部建築学科が第一志望である 　（2）数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを履修しており、かつ理科の合計取得単位数が10単位以上であること 　（3）本学の一般選抜出願資格を満たす者

一つ目の条件では、専願制であり、合格した場合は必ず進学する必要があるということがわかります。他の大学の条件と異なる場合があるため注意してみておきましょう。

二つ目の条件では、出願資格として「数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bを履修しており、かつ理科の合計取得単位数が10単位以上であること」が定められています。

自身が上記の条件に当てはまるか確認しましょう。

早稲田建築AO入試（創成入試）で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識を4つの項目に分けて、紹介していきました。

基礎知識を十分にインプットできた後は、具体的にどのような対策を進めていくべきかについて、知っていきましょう。

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早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で最短で合格するための対策方法

ここでは、早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で合格するために必要な対策方法を先ほどの

• 書類審査
• 筆記試験
• 面接

の3つの観点から、それぞれ、お伝えしていきます。

①書類審査

早稲田大学創造理工学部の早稲田建築AO入試（創成入試）では、書類審査として

①入学志願表
②調査書等出願資格を証明する書類（必要な場合のみ「履修科目の振り替え表/履修内容確認表」）
③志願者自己報告書
④活動実績報告書
⑤推薦状
⑥検定料申込内容照会結果（※クレジットカード等にて検定料を納付する場合のみ）

の6つの書類を提出します。

その中で特に重要なのが「志願者自己報告書」と「活動実績報告書」です。

(1) 志願者自己報告書について

こちらの書類は、所定の書式があります。早稲田大学理工学術院webサイトから所定用紙をダウンロードし、日本語かつ本人直筆で作成しましょう。

「志願者自己報告書」の内容は以下の4点です。

(2) 志望理由および入学後の抱負について

過去の経験から自身の夢や希望、また学科で学ぶことのできる内容を把握したうえで、それらがつながるように組み合わせて書きましょう。

その際大学のカリキュラムや教授について調べ、具体的なイメージをもって書くとよいでしょう。

限られた文字数のなかでそれを的確に伝えることができるよう、何度も修正し自身が志した理由が分かりやすい文になっているかを常に意識することが大切です。

(3) 活動実績報告書について

書式自由で、Ａ4サイズ4枚以b内（片面）に記入します。

志願者自己報告書の「活動実績」に記入した活動の中で、現在の自分をアピールするうえで重要だと思われる事項について、具体的な活動内容を報告しましょう。

複数の活動がある場合は、最もアピールしたいものから順に記載します。

活動実績について、受賞歴は必須ではありません。

経験や過程を重視する傾向があるため、それが分かる資料を用意し、その内容が審査員・面接官に伝わるよう工夫することが必要です。

提出書類は面接以外で、自分の言葉で自身をアピールする唯一の書類です。自身だけでなく周りの人や、プロの目線から客観的にみてもらうことも大切でしょう。

②筆記試験

まず、この筆記試験（ドローイング）の概要について説明します。

提示されたテーマについて、鉛筆によるドローイングと文章説明による提案・表現を120分で行います。

空間描写法だけでなく、広く社会的知識と思考力、工学的観点に立った総合的な論理構築力も求められる試験内容となっています。

この筆記試験の対策として次の2つの方法を紹介します。

①過去問題に取り組む
②関連分野の知識、時事情報をインプットする

①については、最近は過去のデータも豊富なだけでなく、専門塾などで独自の問題が作られていることが多くあります。書き方を覚えるだけでなく、限られた時間の中で自身の考えをしっかりと伝えられるよう多くの問題を解きましょう。

また、早稲田大学では、過去問を配布しています。

所定の大きさの用紙で過去問を解き、美術の先生などに見てもらいコメントをもらうと良いでしょう！

構図、遠近法、人物の表情など、デッサンの経験がない受験生はある程度練習するとともに、濃淡のはっきりした表現をすることが重要です。

②については、筆記試験では社会的知識や工学的な論理力も求められているため、

その分野の入門書を読んだり、ニュースを見たりすることで知識をインプットするとよいでしょう。また、早稲田大学建築学科の教授が書いている本や記事にも目を通しておくことで、より幅広い対策をとっていきましょう。

③2次試験

早稲田大学の早稲田建築AO入試（創成入試）では、第一次選考合格者課題として自己PR資料の作成が課せられ、それを用いた試験が行われます。

資料の提出日は第二次試験の日です。原本とコピーを持参し、当日受付にコピーを提出します。

面接では、自己PR資料の内容に沿った質問が中心となるため、自己PR資料が出来次第すぐに面接の練習に入ることがおすすめです。

具体的な内容と対策方法について説明します。

(1)二次試験内容

二次試験では主に面接が行われます。

面接は、グループ面接30分と個別面接10分です。

グループ面接

グループ面接では、早稲田建築AO入試（創成入試）を受けた理由などの基本的な質問のほか、自己PR資料に基づいて一人ずつ質問されます。

また、全体に向けた質問では順番に答える質問や挙手をして答える質問もあるようです。

個人面接

個人面接では、始めの3分が自己PRの時間となります。あらかじめ提出した自己PR資料を用いて自身のアピールを行います。その後、集団面接よりパーソナルな質問を問う面接が行われるようです。

(2)対策方法

グループ面接と個人面接

どちらの面接でも基本的な質問が多いため、しっかりとした対策がカギとなります。

面接の具体的な対策としては、以下の2つの方法を紹介します。

(1) 相手に実際に書類を見てもらいながら、面接練習を何度もする。
(2) 面接官の深堀りにも対応できるように書類内容の理解を深め、発言できるようにする。

(1) については、実際に行われるような状態で何度も練習することで、自身が書類で何について書き、それをどのように説明すればいいかを頭のなかで整理することができます。

同じ質問で練習するのではなく、多くの人に面接練習をしてもらい様々な人からフィードバックを受けましょう。

(2) について、大学の教授は課題で書かれている内容や意見について本当に理解しているかを確かめるために、書かれている内容以上のことを聞いてくる可能性があります。

自分の提出した書類内容を振り返るだけでなく、その内容以上のことを答えられるよう意識しましょう。

自己PR

自己PRでは限られた時間の中で、自身をアピールする必要があります。

自己PRの対策方法として、以下の2つの方法を紹介します。

(1) 動画を撮影し客観視する
(2) 他者に聞いてもらいフィードバックをもらう

(1)については、自身を客観視することでより聞きやすい自己PRに繋がります。話すスピードや、声量、間が適切であるか確認しましょう。

(2)については、多くの人に自己PRを聞いてもらうことで、様々な視点からフィードバックをもらいましょう。また、個人面接の練習の際、実際の面接と同じように始めの3分で自己PRも一緒に練習し、本番の流れを把握できます。

自己PRの時間は3分です。時間内に終えることが出来るよう、練習を重ねておきましょう。

まとめ

今回の記事では「早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で合格するための最短ルート」として、

1: 早稲田建築AO入試（創成入試）で合格したいなら、絶対に知っておくべき基礎知識
2: 早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で最短で合格するための対策方法

の2点について、ご紹介しました。

受験は競争です。相対的に周囲の受験生より一歩先を進むことが重要であり、受験する大学学部のそれぞれ特徴をしっかりと調べて抑えているだけでは、合格は難しいでしょう。

受験合格の秘訣は、「知っていること」や「優秀なこと」ではなく、「正しい戦略」とそれに基づいた「正しい時期に行った正しい量の努力」です。

また、今回お伝えしたノウハウは、あくまでも早稲田大学創造理工学部に早稲田建築AO入試（創成入試）で最短で合格するための対策方法であって、確実な合格方法とは、また異なるものです。最短での合格方法や、コスパ・タイパの良い受験を追い求めることは悪いことではありませんが、同時にリスクも伴います。

Blue Academyではそんな早稲田大学創造理工学部の早稲田建築AO入試（創成入試）への対策は勿論のこと、本記事では公開できなかった受験の必勝法・限定情報だけでなく、高校生が志望校に確実に合格するための、併願剪定・受験対策を一気通貫で提供しております。

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